東京の多摩地域にお住まいの方、出身の方もそれ以外の方にも一緒に多摩を愛していただくための番組「立飛グループpresents東京042~多摩もりあげ宣言~」(略して「たまもり」)。MCは土屋礼央さん(国分寺市出身)&林家つる子さん(八王子市の大学出身)。

今週のゲストも、はいだしょうこさん。今週は宝塚時代のエトワールのお話、そして「おかあさんといっしょ」うたのおねえさん時代の衝撃的な絵描き歌の裏話、そして今週も国立駅バスユーザーの狭小トークで盛り上がる!

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん(国立市出身)②

「宝塚のエトワール」から「うたのおねえさん」へ

土屋:今週もゲストのご紹介です。先週に引き続き、はいだしょうこさんです、よろしくお願いします!

はいださん:よろしくお願いします!

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょう...の画像はこちら >>

土屋:はいだしょうこさんといえば、「立川市」生まれの、「国立市」育ちということで。先週、私と同じバスを使っていた、と。「変電所前」トークをさせていただいて。

はいださん:はい(笑)。

つる子:すごい共通な話題で(笑)。

土屋:つる子さんから、はいだしょうこさんのプロフィールの紹介をお願いします。

つる子:はい。「はいだ しょうこ」さんは、「桐朋学園小学校」「桐朋女子中学校」を卒業後、「国立音楽大学付属 音楽高等学校」へ進学。高校2年の時に中退し、宝塚音楽学校に入学。宝塚歌劇団、入団3年目という異例のスピードで星組公演「ベルサイユのばら2001」でエトワールを務めます。宝塚を退団後、2003年から5年間、NHK「おかあさんといっしょ」の第19代目うたのおねえさん として活躍。

現在はソロ歌手、俳優、タレント、声優など幅広くご活躍中です。

土屋:宝塚音楽学校に入っても全員が宝塚歌劇団に上がれるわけではないんですか?

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

はいださん:基本的には宝塚音楽学校に入学して2年通ったら上がれますね。

土屋:そこからエトワールになるというのは、すぐには絶対になれないですよね?

はいださん:最後の大階段の真ん中で歌を歌う役がエトワールというんですね。そこから最後のフィナーレが始まるトップバッターで歌うんですけど、私たちの時代だったら入団してから7年目くらいの方がやっていたんですけど、私は3年目でやらせていただいて。

土屋:落語で言うと抜擢真打ということですね!

つる子:(笑)。でも、すごいことですよね!

土屋:はいださんに、「これ、歌ってください!」って言われたわけですか?

はいださん:これは集合日といって、公演の日に全組全員の人が集まる日があって、その日に稽古場に香盤表が貼り出されるんですよ。それでお芝居の方とショーの方の2部が貼り出されてそこに見に行ってそこで自分がどんな役かが初めてわかるんですよね。

つる子:はい。

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

はいださん:「貼り出します」と言った時にまず上級生のひたたちが見に行って、当時私は下級生だったから小道具の用意があって見に行ってなかったんですよ。そして人が少しはけた時に同期が見に行って、すごい顔して戻ってきて<しょうちゃん、エトワールだよ!!>って言って走ってきたんですよ。私は(えっ、ウソでしょ!?>という感じで見に行って。下級生だから香盤の後ろの方から名前を見ていったら「エトワール」って書いてあって。

つる子:わあ!

はいださん:だから嬉しいというより、自分でできるかなという責任感とか、これで自分が舞台を壊すわけにはいかないから、その時点から怖さというか、ちゃんとやらなきゃいけない、失敗できないという怖さの方が勝ってましたね。

土屋:ご家族で宝塚を見られていたということでしたが、ご家族にエトワールやることを伝えた時、どんな反応でしたか?

はいださん:ええ!?みたいな。大丈夫かな、できる!?みたいに言っていて。本来は音楽に合わせて歌うのがエトワールの主流なんですけど、私の場合は1分10秒くらいアカペラでカデンツみたいな♪ア~ア~と歌って、最後の音でオーケストラが入るという。

つる子:ええ!?

土屋:うわー! そういうアレンジの年だったんですか?

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

はいださん:いえ、たまたま。私の時に作ってくださって。それ以降、歌われていることが無いんです。

つる子:ええ!?

土屋:ピッチがズレたら大変ですよね?

はいださん:そうなんですよ! ジャン♪って始まってアカペラで1分歌って、最後の音が合わないことがあったりするのも怖くて。

土屋:それ、大変ですね。

はいださん:その大変さを、母親は声楽家出身だからよく知っていたし。でも、母は<今日は20点、明日は80点ということが無いようにコンスタントにちゃんと。今日だけしか見ていないお客さんもいるんだからちゃんと努めなさい>って言われてました。

母も緊張してて東京公演、兵庫の公演の1ヶ月半、無事に終わって緊張してたんでしょうね、母が倒れました(笑)。

つる子:ええ!!

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

土屋:このそりゃあそうだよ、もしズレたら<すみません、うちの娘が~>って。

はいださん:はい。風邪を引くこともなく、無事に終えて。

土屋:こういう方が、「国立駅」から「立川バス」の“北町公園行き”に乗っていたというのは誇り高いですよ、“北町公園行き”バスユーザーとしては!

「おかあさんといっしょ」しょうこおねえさんの衝撃の絵描き歌!

土屋:そして、エトワールを務められたら宝塚を23歳でお辞めになられて。早くないですか?

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

はいださん:そうですね。だいたいみんなもうちょっといるんですけど、私は早くて。でももうやり切った感と、これで宝塚で思い残すことは無いなと思って卒業を決めたんですよね。

土屋:辞めた後、その先どのような生き方をしようと思い描いて卒業したんですか?

はいださん:いや、なんにも考えていなくて。とにかく大変だったのもあって、宝塚を卒業してしばらくゆっくりしようと。で、運転免許を取ろうと教習所に通っていたんですよ・・・免許は取れなかったんですけど(笑)。

つる子:(笑)。

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

はいださん:そしたら、その運転免許に行っている時に、昔中田喜直先生と一緒に童謡歌手をしていた時の関係者の人から<今度、「おかあさんといっしょ」のうたのおねえさんのオーディションがあるから、宝塚を辞めたのだったら受けてみたら?>と声をかけていただいて。

土屋:はいはい。

はいださん:うたのおねえさんって、大学在学中だったり卒業してすぐだったりの方が多いから、23歳で年齢的にもちょうど良いなと思って。うたのおねえさんになるのも夢だったので、受けてみようかなと思って受けたんです。

土屋:「おかあさんといっしょ」のうたのおねえさんのオーディションは、倍率は何倍だったんですか?

はいださん:学校選抜もあったんですけど、それを抜かしたとして600倍。

つる子:ええ!?

土屋:で、お子さんがいた方は「おかあさんといっしょ」のうたのおねえさんとして、はいだしょうこさんのことを知っていますけど、世間的には“絵描き歌”。なんじゃこりゃ!?という、また別の形ではいだしょうこさんを知ることになって。ほんと申し訳ないんですけど・・・あれをオンエアするNHKがすごいなって思って。カットにならないんですか?

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

はいださん:私たちの時代は基本的に30分番組完パケといって生放送のように録るんですよね。だから、オープニングにアニメの音楽が始まって、<みんな、げんきー!>って私たちが出てきて。途中でもし歌詞を間違えてしまったら、もう1回オープニングから録り直しになっていたんです、当時は。

つる子:ええ、なんで!?

はいださん:それはスタジオの子供たちが飽きないようにするためで。で、歌詞のカンペも無くて。

それは子供たちが(あれ、なあに!?)ってカメラ前で指を指してしまうので、そこはみんなで遊ぶ楽しい場所ということだったから。歌詞を間違えるのはNHKだからダメでもちろん録り直しがあるので、絶対に間違えないようにって。だから、“絵描き歌”の時もそのまんまスタジオで歌って描いているのを、横で子供たちが見ているのでカットできないという。

つる子:そうなんですね。

「大学通り」は季節によって楽しめる!

土屋:この番組は、多摩の番組でして。はいだしょうこさんの多摩の愛着でいうと「国立市」がやはり一番ですか?

はいださん:そうですね。最寄駅もずっと「国立駅」で、「桐朋小学校」に通う時も「国立駅」を通って「大学通り」を毎日30分歩いて学校に通っていたので、やっぱり「国立駅」ですね。

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

土屋:「大学通り」は歩きたく通りだから30分は楽しそうですね。

はいださん:楽しいです!季節によって桜があって桜の花びらを帽子で取って走ってたり。イチョウの黄色の絨毯の時もあれば、イルミネーションの時もあって。

土屋:あるのよ。「天下市」のお祭りの時もあって。

はいださん:ありますね!

つる子:「天下市」?

土屋:「天下市」というお祭りがあって出店がいっぱい出ていて最高なんですよね。

なのに、「国立市」は駐輪場だけ雑にあるんだよ、「一橋大学」の横に(笑)。

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

はいださん:はい(笑)。

「国立駅」の三角屋根!

土屋:あと、「国立駅」といえば、“三角屋根”の駅舎ですよね!

はいださん:ほんとに!1回無くなっちゃったんですけど、また戻ってきて。あれがもう「国立駅」のシンボルなんで。“三角屋根”が失くなる時に、(どうするの、どうするの!?)ってうちは家族会議があったくらい。

つる子:(笑)。

土屋:それくらい“三角屋根”は「国立駅」の象徴で。有志の方が“三角屋根”を預かっていたんですよね!?「中央線」が高架化するので、保存していたそれをもう1回使おうと言うことになったんですよね!?

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

はいださん:そうなんです!

はいだしょうこさん、「白十字」で水をもらう!?

土屋:「国立市」は今もほんと素敵な町だから行っていただきたいんですけど、「国立」のお土産を選ぶとしたらどういうものがありますか?

はいださん:そうですね、今だったら「一真庵」のどら焼きとか、“くにニャンのどら焼き”とか。あとは、「白十字」の“くにニャンクッキー”と言うのがあって。これが「国立市」のシンボルの“三角屋根”になっているので。

つる子:ほんとだ!

はいださん:私は「白十字」さんには子供の頃からずっと通わせていただいているので。

土屋:地元のケーキ屋さん。昔、「国立駅」北口にもありましたよね!?

はいださん:ありました!バス停の所に!そこでよく私お水をもらったりしてて。

土屋:(バスが来ている!)と思って急いでいったら、(なんだ、戸倉循環か)って。

はいださん:あー、そうそうそうそう!!駅から走って!

土屋:“北町公園行き”のバスは1時間に1本だから、(待ってー!)って走って行ったら戸倉循環(笑)。この話ができることはなかなか無いよ(笑)。

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

はいださん:そうですそうです、すごい!

土屋:今「白十字」は北口店は無くなって南口店がメインで。あと、さっきケーキ屋さんの「白十字」で水をもらっていたというのは、冷静に考えるとどういうことですか!?

はいださん:私、小柄だったから30分歩くて疲れちゃうんですよ。制服でお店に入っちゃダメだからお店の外からずっと中を見ていると、お店の方が(どうしたの?)って出てきてくれて、(お水ください)って言って(笑)。

つる子:(笑)。

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

はいだしょうこ&土屋礼央“北町公園バスユーザー”でデュエット!?

土屋:あっという間にお時間です!この番組、“タマソニ”という音楽イベントをやろうと頑張っているんですよ。

はいださん:最高じゃないですか!呼んで欲しい!

つる子:嬉しい!

土屋:タイムテーブルに、“北町公園エリア”を作って(笑)。このバスを使っていた人が歌うみたいなことをやれたらいいいなと今日思って。

はいださん:すごい!最高じゃないですか!

土屋:変電所前で右と左に分かれるのを2人で動きながら歌って(笑)。

はいださん:いいですね!曲を作りたいですよね!♪ここで分かれて~って(笑)。

つる子:(笑)。

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

土屋:♪右が~北口公園~ あなたはけやき~! 

はいださん:そうそう(笑)。やりたーい!

土屋:2週にわたって素敵なお話を伺いました。はいだしょうこさんでした、ありがとうございました!

はいださん:ありがとうございました!

宝塚、うたのおねえさん、国立市のバスや大学通り~はいだしょうこさん

TBSラジオ『東京042~多摩もりあげ宣言~』より抜粋)

編集部おすすめ