大坂なおみ 多彩な攻撃に苦戦、ムホバに初のベスト4を許す


「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン)は現地7月7日、女子シングルス準々決勝が行われ、第14シードの大坂なおみ(フリー/世界ランク14位)が、第10シードのカロリーナ・ムホバ(チェコ/同9位)を6-7(4), 4-6のストレートで敗れ、同大会初の準決勝進出を逃した。

28歳の大坂は、前哨戦のWTA500バートホンブルク決勝で右足裏を負傷し途中棄権となったものの、準優勝という成績を収めて今大会を迎えた。


今大会の1回戦でエルサ・ジャケモ(フランス/同80位)、2回戦で予選勝者のアナスタシア・ガサノバ(同225位)、3回戦でダリア・カサトキナ(同65位)を破って同大会初の16強入りを決めると、4回戦では第1シードのアリーナ・サバレンカ(同1位)を6-2, 7-6(2)で撃破。「コートでこれほど楽しめたのは久しぶり」と満足感を示していた。

この日は、過去の対戦成績が3勝3敗と星を分け合っているムホバと対戦。大坂に負けないパワーに加え、スライスやネットプレーなど多彩な攻撃パターンを持つ相手に対し、大坂は主導権を握ることができなかった。

序盤は大坂が先にリードしたものの、ムホバも持ち味を生かしたプレーで流れを渡さない。ブレーク合戦の様相を呈したが、試合が進むにつれて1ポイントが重くのしかかる拮抗した展開となった。大坂は5-5からチャンスを逃すと、タイブレークで抜群の安定感を見せたムホバにリードを許し、今大会初めてセットを失った。

続く第2セット、ラリーに変化を加えてくるムホバに対し、苦しみながらもサービスキープを続けた大坂。なかなかリズムが作れない中で我慢を重ねたが、4-4で迎えた第9ゲームのピンチでドライブボレーをミス。痛恨のブレークを許すと、そのまま挽回できずにストレートで敗れた。

2019年、2021年大会でのベスト8の壁を破り、ウィンブルドン初の4強入りを果たしたムホバは、準決勝で第7シードのココ・ガウフ(アメリカ/同7位)と対戦する。
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