タイから日本へ荷物を運ぶ宅配業者のタイ人の女(28)が、覚醒剤を密輸した容疑で、福岡空港で逮捕された。

カオソッドなどの報道によると、事件は今月12日に発生。

女は午前7時頃、恋人の男性と友人の3人でタイから福岡空港へ到着。当局は、覚醒剤密輸の疑いで3人を尋問し、男性と友人を釈放した。覚醒剤はコーヒーの小袋に隠されていたという。

3人はフリーランスの宅配業者。昨年、女がLINEグループ「Thienthien Shop」を開設し、宅配サービスを開始。日本在住のタイ人に向けて荷物を運んでいた。

女の恋人の男性によると、今月10日に「Ing Ing」と名乗るLINEユーザーから、約12キログラムの荷物を日本へ輸送するよう依頼があった。荷物は段ボールで、テープで封をされており、女が中身を確認したか分からないという。「Ing Ing」は今年5月にもサービスを利用したため、特に疑うことなく依頼を受けた。

3人は今回、小包9件を配送。受取人全員と連絡を取ったが、「Ing Ing」のみ連絡が取れていない。

タイに住む女の家族は、荷物の送り主を特定するよう中部ノンタブリー県の警察に捜査を求めている。

女の両親は「娘は注意深く荷物を確認すべきだったが、娘自身はこれまで一度も薬物に関わっていない」と訴えている。

タイでは最近、個人的に荷物を海外へ輸送する「代行配送業者」が薬物を密輸する事件が相次いでいる。6月25日には、オーストラリアのメルボルン空港で、タイ国際航空の客室乗務員がトーチバッグ内に薬物を隠して密輸した疑いで逮捕された。乗務員はSNSを通じ、報酬を受け取る代わりにトートバッグ12個を運ぶ契約を結んでいた。

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