散々言われていること…… ヴィニシウスとムバッペのマドリード...の画像はこちら >>

マドリード・ダービーで本領を発揮できなかったムバッペ photo/Getty Images

レアル・マドリードアトレティコ・マドリードに敗戦

レアル・マドリードがアトレティコ・マドリードとのマドリード・ダービーで1-2と敗れ、FWヴィニシウス・ジュニオールとFWキリアン・ムバッペの共存が改めて問題として浮上している。メトロポリターノでの2人のヒートマップを見ると、いずれも左サイドを中心にプレイしており、活動エリアが重なっていた。『MARCA』が報じている。

ヴィニシウスは本来の主戦場である左サイドに加えて中央にも進出。一方、ジョゼ・モウリーニョの4-2-3-1で前線中央に入ったムバッペも左へ流れる場面が多く、結果的に2人が同じスペースに集まる形となった。

この問題は、ムバッペがレアル・マドリードに加入して以来、たびたび指摘されてきた。2人は好調の波が噛み合わない傾向もあり、どちらかが調子を上げる一方で、もう一方が苦しむケースが続いている。カルロ・アンチェロッティ、シャビ・アロンソ、アルバロ・アルベロア、そして現在のモウリーニョと、4人の監督が指揮を執ってきたにもかかわらず、明確な解決には至っていない。

特に今回のダービーでは、その問題が攻撃面の数字にも表れた。レアル・マドリードのゴール期待値(xG)はわずか0.32。Optaによれば、リーグ戦では2015年2月以来となる低い数字だった。

ムバッペのシュートは1本、ヴィニシウスも2本にとどまり、ヴィニシウスは54分でベンチに下がった。2人のスターが十分に攻撃へ絡めないまま、チーム全体の攻撃力も低下する結果となった。

さらに今回の問題は、フランス代表でのムバッペの起用法とも重なる。新たにフランス代表監督へ就任したジネディーヌ・ジダンは、代表活動前の会見でムバッペを左サイドから起用することを好むと示唆した。フランスの『RMCスポーツ』によれば、ジダンはすでにムバッペ本人へ、代表では左サイドでプレイする方針を伝えたという。

レアル・マドリードでは、ヴィニシウスが左サイドを主戦場としているだけに、ムバッペをどの位置で生かすのかは今後も重要なテーマとなる。

そんななか、ウイングとしてはFWヤン・ディオマンデが存在感を高めつつある。アトレティコ・マドリード戦でも、レアル・マドリードが苦しむなかで数少ない好材料となった一人であり、加入直後から競争に加わっている。

ダービーでの敗戦によって、レアル・マドリードはチーム状態そのものにも不安を抱えることになった。ヴィニシウスとムバッペの共存問題に加え、新戦力のディオマンデもポジション争いに絡み始めるなか、攻撃陣をどう組み合わせるのか。今後のモウリーニョの采配が、これまで以上に注目されることになりそうだ。

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