9月株は日用品・食品・外食優待の宝庫。家計節約に直結する日用品や調味料など使い勝手のいい優待株を厳選しました。

日用品優待の注目株はマツキヨココカラ&カンパニー。年2回合計4,000円分のポイントがもらえる優待です。日用品以外にも食費節約になる外食優待などもありますので、自分に合った優待株を探してみましょう!


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投資収益と家計節約を同時に狙える9月の日用品・食品・外食優待株!

 優待株投資の基本戦略は株主配当、株価の値上がり益という投資での成果を狙いつつ、生活費や食費削減に役立つお得な優待をゲットすることです。


 9月優待株は日用品・食品優待の宝庫。生活必需品といえる日用品優待は物価高時代の頼もしい助っ人になるはず。


 食品系優待からは日頃の料理に欠かせない調味料やスープ、だしなど優先度の高いものが優待内容の銘柄を中心に紹介します。


 また外食優待の中には居酒屋や高級レストランなど余計な出費につながりかねないものもありますが、お昼休みのランチや家族の夕飯を外食で済ますときに使える飲食代金割引優待なら何度も使えてお得度も高いといえるでしょう。


 これから紹介する銘柄以外にも家電量販店のヤマダホールディングス(9831)、Joshin(8173)の買い物割引優待、百貨店の三越伊勢丹ホールディングス(3099)の買い物10%割引優待、TOKAIホールディングス(3167)のミネラルウォーター優待などお得度の高いものが多数あります。


 他の銘柄も気になる人は、楽天証券の「株主優待検索」で優待内容は「食料品」や「暮らし」、権利確定月は「9月」にチェックを入れて探してみるのもいいでしょう。


生活必需品系優待の注目は年間4,000円分ポイントがもらえるマツキヨココカラ&カンパニー(3088)!

 9月日用品優待の注目は、首都圏中心に全国で都市型ドラッグストアを運営するマツキヨココカラ&カンパニー(3088)。


 9月・3月末に100株(投資金額25万1,600円※)で店舗やオンラインストアで使えるマツキヨココカラポイント2,000円分もしくは寄付が選べます。


※投資金額は2026年8月14日の株価を基に計算。以下、文章中の投資金額、予想配当利回り、PBRなどは全て2026年8月14日終値を基に計算したものです。


 ドラッグストアなら日用品、化粧品、市販薬、飲料など生活必需品が購入できるため、優待ポイント年間4,000円分は生活費節約に直結するお得度の高い優待です。


 ポイントの店舗利用には同社の「マツキヨココカラ公式アプリ」のインストールが必要。調剤薬局の処方薬の購入には使えません。


 同社はドラッグストアや調剤薬局の買収に積極的で2026年4月には首都圏にドラッグストア・調剤薬局計20店舗を展開するユニバーサルドラッグを買収。買収効果に加えて、新規出店も多く、業績拡大が続いています。


 今期2027年3月期は、利益率の高いメーカーとの共同開発品やプライベート・ブランド(PB)商品の販売が好調で増収増益が継続。株主配当も6円増配の1株56円を予定し、予想配当利回りは2.23%です。


 株価は2025年8月の高値3,393円から2026年5月には安値2,171.5円まで値下がりしましたが、現在は2,500円前後まで回復。


 長期上昇トレンドの押し目買い(株価の調整時を狙って買うこと)に適した株価水準といえるでしょう。


権利付き最終月:9月、3月[貸借銘柄]
株価:2,516円
配当金:56円(2027年3月期予想)
配当利回り:2.23%
優待獲得株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で自社グループで使える2,000円分のポイント。株式の保有数に応じて贈呈額が増加
その他条件:「そらぷちキッズキャンプ」への寄付に変更可能
最新情報は 企業HP からご確認ください


2:王将フードサービス(9936)

 中華料理チェーン「餃子の王将」を運営する王将フードサービス(9936)。


 9月・3月末に100株(投資金額28万8,100円)以上保有で「株主様ご優待券」2,500円分が贈呈されます。今回、2026年9月末日を基準日とする株主優待から優待拡充が行われ、贈呈される優待券が約1.25倍に増額されます。


 優待券は自社オリジナル商品と交換することも可能で、金額に応じたラーメンパック、餃子の王将辣油、王将マジックパウダー、餃子のたれが入った詰め合わせセットが贈られます。


 さらに3月末のみになりますが、店舗での飲食代金が5%引きになる「株主様ご優待カード」1枚が贈呈されます。


「餃子の王将」はランチや夕飯を外食で済ますときに利用できるので、その代金が常に5%引きになるのはうれしい限り。


 同社は材料費や光熱費負担が増えるものの、厳選した食材、調理法で作るワンランク上のプレミアムメニュー「極王」シリーズが好調で、今期2027年3月期は小幅営業増益予想。株主配当は前期から据え置きの1株56円で、予想配当利回りは1.94%です。


 株価は2025年8月の高値3,975円から、前期の減益決算もあって2026年6月には安値2,599円まで下落しました。そこから反転上昇して現在は2,800円台後半まで再浮上しており、今後も期待が持てそうです。


権利付き最終月:9月、3月[貸借銘柄]
株価:2,881円
配当金:56円(2027年3月期予想)
配当利回り:1.94%
優待獲得株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で2,500円分の電子チケット(スマートフォン・紙併用型)。株式の保有数に応じて贈呈額が増加【3月のみ】飲食の利用代金から5%引きの「株主様ご優待カード」1枚を追加贈呈
その他条件:株主様ご優待券は各コース金額に応じた自社商品詰め合わせと交換可能。詳細については公式HPを参照
最新情報は 企業HP からご確認ください


3:王子HD(3861)

 製紙会社最大手の王子ホールディングス(3861)のメイン優待は3月末に1,000株(投資金額87万5,600円)を半年以上継続保有すると贈呈される王子ネピアの商品セットです。


 今回9月末に1,000株購入して2027年3月末まで継続保有すると、過去の実績ではトイレットペーパーやティッシュなど6点が入った「ネピア 生活応援セットI」や保湿機能のついた高品質ティッシュ「鼻セレブ」など6点入りの「ネピア セレブセットI」などから1セットを選べます。


 段ボール箱いっぱいに詰め込まれたティッシュが届くと、お得感を満喫できるはずです。


 9月末の優待内容は、植林活動応援イベント向け「木製プレート」にメッセージを書き込んで返送すると苗木に取り付けてもらえる特典や、東京銀座の王子ホール主催のコンサートへの抽選招待ですが、5,000株(投資金額437万8,000円)以上の保有が条件のため、優待取得は現実的ではありません。


 同社は原燃料費高騰を前期や今期の追加値上げでカバー。

世界各国にパルプ権益を保有して海外などで販売しているため、パルプの価格高騰も追い風です。


 今期2027年3月期はパルプ市況の回復で73%超の営業増益予想。構造改革費用の増加で最終利益は減益予想で株主配当も前期から据え置きの1株36円予定です。しかし、予想配当利回りが4.11%に達する配当利回りは大きな魅力です。


 株価は2026年2月の高値990.7円から、中東情勢緊迫化で一時800円を割り込んだものの、現在は870円台まで回復。今後も上昇基調で推移しそうです。


権利付き最終月:9月、3月[貸借銘柄]
株価:875.6円
配当金:36円(2027年3月期予想)
配当利回り:4.11%
優待獲得株数:1,000株以上(半年以上保有が条件)
優待内容:【3月】1,000株以上保有で自社製品カタログギフトから商品セット一つ【9月】5,000株以上保有で(1)植林活動応援イベント(2)王子ホール主催コンサートご招待(応募多数の場合は抽選)
その他条件:継続保有条件は3月のみ
最新情報は 企業HP からご確認ください


4:理研ビタミン(4526)

 海藻やドレッシングが主力の食品メーカー・理研ビタミン(4526)。


 9月・3月末に100株(投資金額32万8,000円)保有で自社製品詰め合わせ1,000円相当が贈呈されます。3年以上継続保有すると2,000円相当に増額されます。


 優待内容はわかめスープ、青じそドレッシング、こんぶだしなど日頃の料理に欠かせないものばかり。


 同社は家庭用では乾燥わかめやノンオイルドレッシングが主力。業務用では食品ではなく、プラスチックやゴム製品向け防曇剤、可塑剤、帯電防止剤など化成品が収益源になっています。環境に優しいバイオマスプラスチックの材料開発や製造も行い、海外での売上比率が23%に達しています。


 今期2027年3月期は業務用食品や乳化剤、ビタミンEなど加工食品原料が堅調で、小幅ながら増収増益予想。株主配当は前期据え置きの1株110円予想で、予想配当利回りは3.35%。自社株買いにも積極的です。


 自己資本比率71%超と高い財務力を誇ることもあり、さらなる株主還元策に期待した投資家の買いで、株価は非常にきれいな上昇トレンドが続いています。


権利付き最終月:9月、3月[貸借銘柄]
株価:3,280円
配当金:110円(2027年3月期予想)
配当利回り:3.35%
優待獲得株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で1,000円相当の自社製品。株式の保有数・保有期間に応じて贈呈額が増加
その他条件:
最新情報は 企業HP からご確認ください


5:ニチバン(4218)

 粘着テープ大手で同社の登録商標「セロテープ®」で高シェアを誇るニチバン(4218)。


 9月末に100株(投資金額19万3,800円)を半年以上継続保有すると、新製品を中心とした自社製品詰め合わせ3,500円相当が贈呈されます。


 商品内容はばんそうこうの「ケアリーヴ™」や両面テープの「ナイスタック™」などのテープ類で、日々の生活に役立つものばかりです。


 同社は文具メーカーのイメージが強いですが、現在の収益の柱は高機能ばんそうこうや鎮痛消炎テープ「ロイヒつぼ膏™」など市販薬です。


 今期2027年3月期はばんそうこうの値上げ効果で39.2%の最終増益予想。株主配当は前期据え置きの1株40円で、予想配当利回りは2.06%。配当性向30~40%を掲げているため、配当の増額修正があるかもしれません。


 株価はここ7年近く1,500~2,100円台の底ばいレンジ相場で推移。

2026年6月に1,781円の安値を付けた後、2,000円付近まで再上昇しています。今期の大幅増益でレンジ相場上抜けに期待したいところです。


権利付き最終月:9月[貸借銘柄]
株価:1,938円
配当金:40円(2027年3月期予想)
配当利回り:2.06%
優待獲得株数:100株以上(半年以上保有が条件)
優待内容:100株以上保有で3,500円相当の自社製品詰め合わせ(文房具など)
その他条件:
最新情報は 企業HP からご確認ください


調味料や基本食材など無駄なく使える9月の食品優待株!

 9月優待株に多い食品株ですが、優待内容がラーメンやパスタの素なら余すことなく使えてお得感も高いといえます。


 生活に欠かせない食品株はディフェンシブ株とみなされ、株価の下値不安が少ないのも魅力。物価高時代には商品値上げで収益拡大が見込めるので、好業績が継続すれば株価の長期的上昇にも期待が持てます。


 株価純資産倍率(PBR)が1倍割れしている銘柄も多く、市場からの株主還元圧力で今後も増配に期待できる点も魅力。


 日頃よく料理に使う食材や調味料を提供する食品株なら愛着を持って長期保有できるでしょう。


食費節約に直結!無駄なく使える9月の食品優待株

銘柄名 購入金額
(100株) 配当利回り
(2027年3月期の予想値) 優待内容 ニップン(2001) 28万6,900円 2.37% 同社は7月22日に株主優待制度の変更を発表。9月末に500株(投資金額143万4,500円)を1年以上継続保有で自社商品詰め合わせ1,500円相当の優待は今回9月末で廃止される。
今後は3月末のみの優待となり、100株を半年以上継続保有すると自社商品詰め合わせ1,000円相当という100株枠が新設された。優待商品はパスタソース、ホットケーキミックスなど。
今期は主力の小麦粉販売が堅調なものの、新工場稼働の償却費で減益予想。配当は1株68円で据え置き予定。
しかし、株価は史上最高値圏の2,800円台で高止まりしている。 ダイショー(2816) 14万1,400円 1.41% 9月・3月末に100株以上保有で自社製品詰め合わせ1,000円相当。商品は「味・塩こしょう」、鍋スープ、「焼肉のたれ」など鍋スープが収益の柱の液体調味料メーカー。
今期は焼き肉のたれの値上げ効果や海外での塩こしょう販売拡大で、わずかながら営業増益予想。
新工場建設の費用増もあり、株主配当は1円減配の1株20円予定。株価はここ5年近く1,400円前後の高値圏で横ばい推移。海外販売の拡大に期待。 meito(2207) 36万2,500円 2.21% 9月末に100株で自社商品2,000円相当。3月末は200株(投資金額72万5,000円)以上で一律、3,000円相当。過去実績の優待商品は「厚切りバウムクーヘン」「ハーブミントのど飴」など。
同社は「アルファベットチョコレート」やアイスの「ホームランバー」が稼ぎ頭。今期も菓子類の販売が好調で、株主配当は25円増配の1株80円予定。
8月上旬には今期の経常利益を40期ぶりの最高益更新に上方修正し、株価が急騰中。 ※最低購入金額は2026年8月14日の終値で計算。

(福ちゃん)

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