写真左から、黒見明香、金川紗耶、柴田柚菜
撮影/幸田昌之

9月29日・30日に東京体育館で開催される、乃木坂46「42ndSGアンダーライブ」。5期生・小川彩をセンターに据えた42ndSGアンダーメンバーは、どんな思いでステージに立つのか。

『BUBKA』では「逆襲のアンダーライブ特集」と題し、アンダーメンバー全員にインタビューを行い、その胸中を語ってもらった。今回はその中から、金川紗耶、黒見明香、柴田柚菜の4期生座談会の一部をお届け。6期生が初めて参加した前回のアンダーライブ。レッスンについていけず涙を流す後輩に、先輩はどんな言葉をかけたのか。

6期からのいい成分

━━前回のアンダーライブの振り返りからお願いしたいと思います。3月17~19日の3日間開催されましたね。

金川紗耶(以下、金川):ぴあアリーナMMだよね?

柴田柚菜(以下、柴田):そう!

黒見明香(以下、黒見):『愛って羨ましい』?

柴田:やったね~。

金川:『新しい世界』から始まったよね?

柴田:そう!

黒見:6期生が初参加しました。

━━あとは『日常』ですね。

柴田:6期生が入ってきてくれたのが一番印象に強く残っているかな。

━━6期生とはどんな距離感でリハーサルは進んでいきましたか?

柴田:今までも一緒に活動はしてきたんですけど、6期生は6期生単体で活動することが多かったので、このアンダーライブの期間を通してものすごく距離が近くなって。真夏の全国ツアーはいい距離感で過ごすことができています。

━━6期生から話しかけてくれるようになりましたか?

柴田:私たちが話しかけることのほうが多いです。

大人しめの子が多いので。

金川:その点、4期生と似ているよね。

黒見:私がレッスンで感じたのは、先輩方が卒業された今、立ち位置表を見ると、6期生の名前がずらりと書いてあって。今の乃木坂46って6期生が加入してくれて、(菅原)咲月が新キャプテンになって、新体制になったんだなって感じさせられました。

金川:私が一番記憶に残っているのは、あやちゃん(吉田綾乃クリスティー)がクッキーを作って持ってきてくれたことです。私もスコーンを作って、6期生に対して先輩みんなが優しさで包んであげる活動をしていて。それによって距離も縮まりました。『日常』のダンスを見てもわかりますけど、このアンダーライブ期間で6期生のダンス力、表現力が大きく変化したんじゃないかと思いました。

━━前回のアンダーライブは「乃木坂配信中」の動画に上がっていました。通しリハで6期生たちは落ち込むわけですが、皆さんは先輩として彼女たちにどうアプローチしましたか?

金川:私たち、みんな泣いてたよね。

━━えっ、先輩たちが泣いたんですか?

金川:はい。6期生が泣いている姿を見て、私たちも泣きました。

6期生が頑張っているのはわかります。でも、振りを覚えるのと表現するのは違います。ついていけないもどかしさもあったと思います。スタッフさんの言いたいこともわかるんです。だから、その状況に私たちも泣いちゃいました。私たちはどちらの気持ちにもなれるんです。ただ、それはそんなに悪い涙ではなくて、いい涙だったと思います。6期生が葛藤している感じが私は好きでした。入りたての頃の自分を思い出して。

黒見:ちゃんと踊りたい気持ちはあるんです。でも、入りたての頃はどうぶつけていいかわからないんです。その葛藤が6期生たちには多分あって。

6期生たちで話し合っている姿を見かけていたから、私はその姿に心を動かされました。6期生がこんなに頑張っているなら、私も頑張らなきゃ、みたいな。

柴田:6期生ってみんな努力できる子たちで、すごく頑張っているのが日々伝わっていたんですけど、そこにスタッフさんの指摘があって、さらに考えてしまったと思うんです。だから、「大丈夫だよ」って日々伝えるようにしました。どこまで響いていたかわからないけど。

━━6期生が入ってくることになり、それは予測していましたか? 私たちは支える立場になるんだって。

柴田:いや、入ってからですね。

黒見:なんとなく、より先輩になるなという意識はあったけど、6期生のそういう姿を見て、実感させられました。その時点で、じゃあ、私たちはどうしたらいいだろうって考えました。

━━実際に振りを教えたり?

柴田:細かいニュアンスを教えました。

金川:私は(長嶋)凛桜と(大越)ひなのと3人のダンスユニットをやらせていただくことになっていたんですけど、2人から質問をいっぱいしてくれて。もっと成長したいんだなと伝わりましたし、この1曲に力を入れているのが嬉しくなりました。

━━映像によると、その3日後、メンバーだけで話し合う時間が設けられたそうですね。

金川:アンダーライブへの気の持ち方が話し合われました。あとは『日常』という曲の大切さや私たちが背負ってきたもの、そういったことを6期生たちに伝授する時間でした。

黒見:(岩本)蓮加さんが中心になってね。今まで先輩方がつないできてくれた過去もあるし、シングル毎にライブをさせていただいていることも当たり前じゃないし、抽選が当たらなかったという声をたくさんいただくのも当たり前じゃないんだとすごく感じさせられました。初期のアンダーライブはお客さんが入らなかったのもドキュメンタリーで見て知っていますし。先輩方からもらったものを受け継げる自分たちになっていないかもしれないけど、少しでもいいから思いが伝わったらいいなっていう話をしました。

━━今のことは3人も話したんですか?

柴田:先輩がすべて言ってくれました。

金川:蓮加さんが、ね。

柴田:私たちの思いも蓮加さんが代弁してくれました。

取材/文:犬飼華

まだまだ続く3人の座談会は、42ndSGアンダーメンバー全員登場の『BUBKA10月号』をチェック!「金川:アンダーライブは乃木坂46の層の厚さを感じられるライブだと思います。アンダーメンバー全員がスポットライトを浴びられる場所ですし、新しいことに挑戦させていただけるライブでもあるので、成長できるんです。」

金川紗耶プロフィール

かながわ・さや=2001年10月31日生まれ、北海道出身。アイドルとモデルの二刀流でファンを魅了する大谷さや平。

1st写真集『好きのグラデーション』を発売し、見事なホームランをファンの心に決め込んだ。愛称は「やんちゃん」。

黒見明香プロフィール

くろみ・はるか=2004年1月19日生まれ、東京都出身。カマキリばりの「六本足打法」で乃木坂46を日本一のアイドルに導く王貞明香。早稲田大学を今年の4月に卒業し、同時に六本足も卒業したとか……。愛称は「くろみん」「みんご」。

柴田柚菜プロフィール

しばた・ゆな=2003年3月3日生まれ、千葉県出身。先日行われたセレモニアルピッチでは、見事なノーバン投球を披露したダルビッシュ柚菜。冠ラジオが5年目に突入し、ベテランメンバーとしてグループを支えている。愛称は「ゆんちゃん」。

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