この交換レンズ市場でじりじりとシェアを伸ばしつつあるサードパーティーがある。LK SAMYANGだ。サードパーティーのみでの販売本数シェアは4位にとどまっているが、この8月にはシェアを2%台まで上げてきた。特にこのところ話題を呼んでいるのが、ドイツの老舗Schneider-Kreuznach(シュナイダー・クロイツナッハ)と共同開発したレンズ群。Schneiderと言えば、カメラのオールドファンにはおなじみのブランド。Carl Zeiss(カール・ツァイス)やLeica(ライカ)と並び称されるドイツの名門光学メーカーだ。
LK SAMYANG × Schneider-Kreuznachのダブルネーム最初のモデルは25年5月に発売した「AF 14-24mm F2.8(ソニーFEマウント)」。同年のCP+で先行展示した後、満を持して発売した。さらに同年11月「AF 24-60mm F2.8 FE」(ソニーFEマウント)を発売。いずれもF2.8通しの明るいレンズだ。そしてこの9月18日、新たに「AF 60-180mm F2.8」(ソニーFEマウント/ライカLマウント)を発売。これで広角域から望遠域までを3本のF2.8ズームレンズでカバーする、いわゆる「大三元」がLK SAMYANG × Schneider-Kreuznachで完成した。望遠側が180mmで200mmに満たないとはいえ、他社の同等品では1kgを超えるレンズが多い中、730gと軽量なのが最大の特徴だ。販売元のケンコー・トキナーオンラインショップ価格はソニーFEマウント版が15万9800円、ライカLマウント版が16万9800円。
LK SAMYANG × Schneider-Kreuznach「AF 60-180mm F2.8」の製品発表会で、同社製品担当のキム・ドゥビン氏は、「一番強調したいのはマクロ機能。
また、映像クリエーターの桜風涼氏は「広角から望遠まで全部使ってみて、色の統一性があり、映画撮影で使っても非常に使いやすかった。ズームに関してはシネズームと比べると物足りない部分はあるが、十分動画撮影で使えるレンズ」と話した。また、「我々の業界も高齢化が進んでおり、カメラマンたちは機材をなるべく軽くしたいと思っている」とも指摘する。
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