1986年に北海道・札幌で結成されたbloodthirsty butchersは、国内外で特異な音像と空気をまとい、活動が止まってから13年が経過した現在もその影響力は衰えを知らない。「2月」で始まり「12月」で終わる11ヶ月の心象風景でつづられる『kocorono』は、多くのアーティストやクリエイター、ロックファンに強烈な衝撃を与えた日本ロック史に残る金字塔的作品。海外で一切リリースしておらず、配信も行っていないにもかかわらず、米国の音楽コミュニティサイト「Rate Your Music」の「史上最高の日本の音楽アルバム」にランクインするなど、海外の熱心なリスナーをも惹きつけている。北海道にルーツを持つbloodthirsty butchersが鳴らす音は、寒冷な気候や広大な風景を思わせる孤独感をまとい、激しくもどこか冷ややかなサウンドへと結実している。
2010年3月に同アルバムに楽曲を追加してリマスターした『kocorono完全盤』が、このたび180g重量盤2枚組で初LP化される。オリジナル盤に未収録の楽曲「1月」を加え、12ヶ月の物語を完成させた完全盤として限定発売された作品の初LP化となる。当時はリマスター作業にまる3日を費やし、オリジナル盤から音が劇的に変化。「1月」の追加収録のみならず、オリジナル盤にはない音までも加えられた同作は、通常のリマスターの範疇にとどまらない“超リマスター盤”ともいうべきクオリティを誇る。
キングレコードの公式通販サイト「KING RECORDS STORE」では、『kocorono完全盤』のジャケットをあしらったTシャツも同時発売される。『kocorono完全盤』と同日の発売となる。


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