ヤドカリやイモリも釣れる室内釣堀を家族で堪能【神奈川・ぼうけんの国】

8月10日（月）、神奈川・高座郡寒川町にある「ぼうけんの国」へ遊び行き、室内釣堀を満喫した。いろいろな魚が釣れる面白い釣堀なのでファミリーフィッシングにもオススメだ。

（アイキャッチ画像提供：WEBライター・竹内尚哉）

『ぼうけんの国』とは 　

神奈川・高座郡寒川町にある「ぼうけんの国」は、全天候型屋内施設で様々な釣りが楽しめるレジャースポット。7月17日にリニューアルオープンしたようで、海水釣堀、熱帯魚釣堀、淡水魚釣堀、ヤドカリ釣り、イモリ釣り、ザリガニ釣り、キンギョすくいと、様々な釣りモノが用意されている。

空調完備の屋内施設なので、快適に釣りが楽しめ、『宝探しイベント』もあるなど、子供たちには文句なしに嬉しい内容だ。子供だけでなく、大人の方がハマるケースもある遊び場であることは間違いないだろう。

家族で釣行 　

釣行当日は山の日のため、家族でプチ登山を予定していたのだが、天候を考えると涼しい季節になってからにしようと思い、早朝に新しい遊び場をインターネットで検索して、同店の情報を知った次第。

家族が起きたところで情報を伝えると、私はもちろん家族も賛同したので迷わず現地へ向かった。開店と同時に到着するが、先着している家族が10組程度居た。スタッフに相談すると入店可能とのことで遊べることとなった。

タックルとエサ

この施設ではレンタルタックルでの勝負である。竿は3尺クラスのキンギョ竿でウキ釣り仕掛け、ウキは釣堀では良く見かけるタイプの玉ウキか棒ウキ。エサはお店の出す練りエサを使用。後で判明したことだが、特エサもあるようだ。

熱帯魚釣堀からスタート 　

私たち家族はファミリープランを選択。3時間で全ての釣りとイベントが遊べる内容のパックだ。最初にスタッフに案内されたのは熱帯魚釣堀だ。家族4人で入り、私と長女で釣りを始める。

『熱帯魚釣り』に没頭

嫁と次女は少し様子見をしながら店内を徘徊した後、すぐにヤドカリ釣りに没頭する。タックルは淡水魚釣堀と同様のウキ釣り仕様にエサはお店の出す練りエサで開始。長女が竿を出して、私も少し見物していると、長女が4投目で魚を掛けた。

周りも見てもなかなか食いが渋いようなので、思わず「お～っ」と声が漏れた。引きを楽しんで私がタモ入れ役となり御用。きれいな熱帯魚で長女も満足げ。写真を撮る私も笑顔だ。

ヤル気のある魚を探す

その後は魚たちにエサを見切られ、なかなかアタリがない。周囲でも魚を掛けている様子はなく、私も釣りを始めるが、しばらくの間はアタリがない。

それでも群れの集まっている場所に仕掛けを入れると、ヤル気のある魚も居てアタリが出ることも。玉ウキが気持ちよく沈むアタリでアワせると、私も1尾目ゲットとなるが後が続かない。

エサ変更で連釣モード 

スタッフいわく「連休の釣り客でスレているので使用するエサをかえましょう」とのこと。そこで、エサを変更できることを知り、オキアミとペレットに変えてみることにした。すると、アタリが明らかに増えた。

短時間ではあったが、入れ掛かりモードとなり、きれいな熱帯魚が4連チャンで私の釣果は計5尾。

トレジャーハンターに興奮

トレジャーハンターとは、宝探しブースでスコップを使って砂をかき分けていき、きれいな石をゲットしていく遊びだ。20分間の制限時間の中で「秘密のカギ」と「王家の紋章」を見つけ出すと特別に景品が貰える仕組み。

我が家では次女が見事に秘密のカギを探し出したので、景品を貰えることとなった。子供より親が騒いでしまった…。

お次は私だけが海水魚釣堀へと移動し、嫁と姉妹はヤドカリ釣りに没頭。制限時間は残り45分しかないので、なんとか海水魚釣堀で釣果を出したいものだ。

海水魚釣堀に移動　

海水魚釣堀も根強い人気の様子。釣堀内の魚はマダイ、アジ、メジナ、カワハギなどのメジャーな海水魚が見られた。あくまで希望だが看板魚であるマダイを釣りたい。こちらも仕掛けは同様でエサはペレットだ。

マダイ＆カワハギをゲット！

なんと、私は開始1投目ですぐにウキが沈み、アワせたところハリ掛かり。やり取りを楽しんで取り込んだ魚は本命のマダイであった。

終了15分前にはカワハギをゲットして満足だ。家族のいるヤドカリ釣場に私も加わり、のんびりとした遊びに癒されたところで半日の時間を満喫して終了。

オススメは熱帯魚釣掘 　

淡水魚釣りを含み、他の釣りをする時間がなかったが、私のオススメとしては熱帯魚釣堀である。熱帯魚釣掘は、私の知る限り近場にもなく珍しく、かつ釣れる魚の状態が良く写真映えする個体が多いことがその理由だ。

海水魚釣堀は釣った魚は持ち帰りが可能なので、スカリに魚をキープしていたグループもいた。食べるための持ち帰り前提の釣りであれば、海水魚釣堀が良いだろう。

スレてくるとエサで差が出てくるので、アタリがない場合は追加エサを手に入れてローテーションすることが肝心だ。ヤドカリ釣りやキンギョすくいはかわいくて小さい子供はハマってしまうだろう。そんな、珍しい釣堀で家族サービスなんて最高だろう。ぜひ、行かれてみてはいかがだろうか。

＜竹内尚哉／TSURINEWS・WEBライター＞