よく天気予報の番組などで耳にする“特異日”。ご存知の通り、晴れとか雨とかの天気が統計上高い確率で現れる日のことである。なぜこのような特定の日に同じような天気になる傾向が強くなるのか気象学的にはまだはっきりはわかっていないようだが、これは日本だけではなく、海外でも同じような日があるらしい(英語では「Singularity」と言う)。
また、調べてみると特異日にもいろいろなタイプがあるようで、台風襲来の特異日や猛暑の特異日、大雪の特異日、寒の戻りの特異日なんてものもある。
しかしいくら特異日と言っても、そんなに毎年同じ日に晴れが続いているものなのか? 予定をたてるときに特異日をあてにしてもいいものなのか? 特異日の過去の的中実績について調べてみることにした。
まずは一番ポピュラー? と思われる晴れの特異日の代表格、11月3日(文化の日)から。 この日は「移動性高気圧に覆われて全国的に晴れになる確率が高い」とのことだが……。
ここ数年のデータから調べてみる。昨年2006年11月3日は、日本付近は移動性の高気圧に覆われて概ね全国的に晴れの暖かな一日になっている。よって的中といえる。しかし、2005年は北日本や西日本の一部では晴れ間がでたものの全国的には曇り所々で雨となり、はずれ。2004年は高気圧がこれから覆ってくるという段階であり、北日本や日本海側で雨はあったもののその他は概ね晴れ、判定は微妙だ。2003年は台風がやってきて晴れの特異日どころではなかった。
このようにみていくと、1980年代〜1990年代では確かに概ね晴れとなっている日が多いが、ここ最近、特に2001年以降では晴れとなる確率はどうもそんなに高くないようである。ここ数年は特異日の代表格としての座が危ういのではないだろうか。
次に雨の特異日の代表格である6月28日についてもリサーチ。
この日は梅雨前線の影響で全国的に雨になるという特異日である。…
