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「寒いのに立春?」の疑問を解消!  “日本版”二十四節気をつくる取り組み

2012年2月1日 10時00分

1月24日には都心でも6年ぶりに4cmの積雪を記録。今年も立春の頃は“春とは名ばかり”になりそうだ。

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今日から2月。早いもので、もうすぐ立春(2月4日)がやってくる。「春とは名ばかり」とは、天気予報の常套句。この分だと、今年もその言葉がぴったりな“寒い春”がやって来そうだ。

そんな暦に対し、「“名ばかり”ならば、日本人の季節感にあわせた、新しい暦をつくろうじゃないか」という取り組みが動き出している。立春、春分、夏至など、いわゆる「二十四節気(にじゅうしせっき)」の言葉は、元々は中国由来。それを、日本向けにアレンジした「“日本版”二十四節気」を開発する取り組みだ。

この取り組みを始めたのは、テレビやラジオの天気予報でもお馴染みの日本気象協会。気象情報と共に暦に載る歳時記を伝える中で、二十四節気に難しい言葉や馴染みのない言葉があること、また、発祥の地(中国)と使われている場所(日本)の気候が違い、実際の季節とズレが生じていることに疑問を抱き、プロジェクトを立ち上げたという。

実際には、どのような言葉が難しかったり、馴染まなかったりするのだろう。日本気象協会管理部の金丸努さんにお話を聞いた。

「二十四節気に関する認知度調査を行ったところ、立春・立秋や冬至・夏至といった言葉はよく知られているのですが、小満や芒種などは、なんと認知度が10%以下でした。これには私たちも驚きました」

小満、芒種。みなさんはこれらの言葉をご存知だっただろうか。ご存知だとしても、意味を正確に言えるだろうか。小満(しょうまん)は5月21日頃で、「すべてのものがしだいにのびて天地に満ち始める頃」という意味。一方の芒種(ぼうしゅ)は「麦類の刈り取りを行い、稲の苗を植える頃」を意味し、6月5日頃の時期を指す。どちらもとても美しい言葉なのだが、全く知らないまま、これらの季節を素通りしている方も多いかもしれない。

また、意味を取り違えている例もあるらしく、たとえば「雨水」は、梅雨の頃と間違えられがち。でも本当は2月19日前後の、雪や氷が溶けて水になる頃を指す言葉だ。

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「もっと日常の中で季節を感じてほしい」と話す日本気象協会の金丸さん。

全国4000人を対象とした二十四節気の認知度調査の結果。ほとんど知られていない言葉も、意外に多い。

中国と日本における気温変化の比較。暑さ、寒さのピークにもズレがある。

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ライター情報: 池田美砂子

エコとサステナビリティをテーマに執筆するフリーライター。気象予報士であったりもする。茅ヶ崎で海のある生活を楽しみながら、「今の時代も捨てたもんじゃないぞ」と感じてくれる人を一人でも増やすため、いろんなことを企み中。
好物=海、豆乳、ハイタッチ、茅ヶ崎
Twitter:@IkedaMisako

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