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木村カエラ

木村カエラ

帰ってきたカエラがハードなロックで命の大切さを叫ぶ!

2011年07月29日 掲載

木村カエラ   インタビュー

  • Excite:まず、出産後初となる制作に入るにあたって、どんなことを考えました?

  • カエラ:いろいろ考えたんですけど、変わらないのがいちばんだなって思ったんですよね。私はもう親になってるから、子供に対する責任感や気持ちの部分では前とは違うじゃないですか。でも、音楽が好きで歌ってるっていう部分は前と変わりはないから、けっきょくは何も変わんないほうがいいやって。変わらずに、“木村カエラっていう人”と“お母さんっていう人”を、二つに分けてしまったほうがすっごい楽だなって。今は、お家に帰ったら、否が応にも、自然とお母さんになっちゃうから、その差がすごくはっきりしているんですよ。だからこそ、木村カエラをやる時は思い切りやれるっていうのもありますね。

  • Excite:新曲「喜怒哀楽 plus 愛」は、まさに思い切りステージで暴れている姿が想像できる、かなり激しめのロックチューンになっていますね。

  • カエラ:夏からライヴをするっていうことが決まっていたので、しのっぴ(渡邊忍)に「激しいやつちょうだい」って言って。けっこう気持ちが優しいモードになっているので、ハードなのが欲しくなってるんですよね。だから、「ライヴで盛り上がる、ハードめのやつが歌いたい」っていうお願いをしたんです。

  • Excite:最初に曲を聴いた印象は?

  • カエラ:おお~! カッコいい!! ってなりましたね。早く歌詞を書きたいし、歌いたいなって思って。歌詞は、愛っていう、形のない、実際はなんだかわからないものがメインのテーマになっていて。私の中では、喜怒哀楽の全部が愛の中に入っているっていうイメージなんですよね。人が話す言葉や、人との接し方に愛がプラスされたら、いろいろ変わってくるんじゃないかって感じたことがきっかけになっていて。

  • Excite:具体的にはどういうことですか?

  • カエラ:やっぱり自分だけのことを考えていると、すごく言葉もきつくなるし、人を傷つけやすくなると思うんですよね。そこに、愛みたいなものを意識すると、変わってくるというか……。なんていうんだろうな……すごく難しいんですけど、言いたいことを言わずに、飲み込んでいる人が多いなって感じるんですよね。言いたいことがあるのに飲み込んで、濁らせて、余計なことばっかり言ってる人も多いなって思う。本音を上手に言えない人がすごく多くて、しかも、それを当たり前だと思ってるっていうか……。「私は私は……」って自分勝手になるのではなく、人に聞いてほしいっていう気持ちがあれば、もうちょっと上手に伝える方法があるんじゃないかなって思ったことがあったんですよ。……これ、説明するの、ちょっと難しいですね。

  • Excite:自分のことばかりではなく、他人のことを考えて発言したり、行動した方が、自分の本音を出せるんじゃないかってことですか?

  • カエラ:いや、他人のことを考えるというより、自分の言葉や行動に愛をプラスするってことです。誰かにわかってほしいっていう気持ちがあるんだったら、自分に優しさを足したら、出てくる言葉も変わるじゃないですか。それは、自分に対する愛でもあるし、自分を救うことにもなるっていうか。けっきょくは、一人で抱えている想いを吐き出せる人に吐き出していこうっていう。周りを見渡たせば、きっと、本音で話せる人が絶対にいるよっていうことかな。

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