中国スマートフォン・IoT家電大手のシャオミ(小米)は9月7日夜、北京で秋のフラッグシップ新製品発表会を開催し、中型サイズの折りたたみスマートフォン「Xiaomi 18 Fold」を発表した。同機には自社開発のフラッグシップスマホ向けシステム・オン・チップ(SoC)「玄戒(XRING)O3」が初搭載される。
同社の創業者で最高経営責任者(CEO)の雷軍氏は、開発に20カ月をかけた18 Foldはシャオミ史上最上位のスマートフォンだと語った。外側ディスプレイは5.38インチ、内側は7.58インチで、いずれも縦横比が√2対1に近いA判用紙の比率を採用。展開時の厚さは5.02ミリ、重さは219グラム。展開後は最大6画面分割の新たなモードに対応し、文書閲覧やビジネス業務での使用体験を強化している。
最大の注目点は、新世代SoC「玄戒O3」。同社によると、CPUのマルチコア性能は60%向上し、中低負荷時の消費電力は25%低減。GPU性能は85%向上し、消費電力は64%低減。NPUのTensor演算能力は200TOPSに達する。最上位モデルには、長鑫存儲(CXMT)が量産する中国製LPDDR6メモリーも採用した。
価格は通常版が1万999元(約25万円)~1万4999元(約34万円)。窒化ケイ素セラミックを用いた特別版は1500台限定、1万5999元(約37万円)。
同日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は新型3つ折りスマホ「Mate XT2」を発表した。ファーウェイが三つ折りのさらなる進化を目指す一方、シャオミは中型サイズという新しいカテゴリーで差別化を図る。中国メーカーが1万元(約23万円)以上の高価格帯へ参入を強める中、折りたたみスマホはハイエンド市場における重要な主戦場となりつつある。
ファーウェイ、新型3つ折りスマホ「Mate XT 2」 独自チップ「Kirin 9050 Pro」初搭載で約46万円から
*1元=約23円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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