フィンランドのライフスタイルブランド「ムーミン アラビア」は、1950年代に英国紙『Evening News』で連載されたムーミンコミックスに着想を得た新コレクション「Rebel Club(レベルクラブ)」が、2026年7月29日(水)より発売される。

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アラビアはフィンランド、ヘルシンキ郊外の「アラビア」地区で1873年に創業以来、約150年にわたり、フィンランドの日常生活の中で愛されてきたライフスタイルブランド。
ムーミンとのコラボレーションであるムーミン アラビアは1950年代から続いているシリーズ。1990年代初めからはデザイナー、トーベ・スロッテがトーベ・ヤンソンの原画をもとに描きあげたイラストをコラージュしてデザインしている。

本コレクションは、「マグ 0.4L」と「トートバッグ」(2026年9月発売予定)の2アイテムを、それぞれ4つのデザインで展開。コミックスならではのユーモアや不条理なストーリー、そしてやや大げさな感情表現を、鮮やかなコミックアートで表現している。

1954年、トーベ・ヤンソンはイギリスの新聞『Evening News』にてムーミンコミックスの連載をスタートした。この新聞連載をきっかけに、ムーミンの物語はユーモアや風刺を交えた ”大人向け” のトーンを帯びるようになる。
1957年から1960年までは弟のラルス・ヤンソンが脚本制作をサポートし、その後1975年までは単独でシリーズを手がけている。
「レベルクラブ」は、1950年代に発表された5つのコミックスをもとに、4つのデザインを展開。反抗心あふれるムーミンパパ、感情豊かで繊細なムーミン、不思議な存在感を放つニョロニョロとスリルを楽しむリトルミイ、自立心あふれるスノークのおじょうさんなど、コミカルで少し皮肉の効いた視点で描かれる、どこか人間味あふれるキャラクターたちの新たな一面が楽しめる。

「誰にも指図されたくない!」:Rebel Club(レベルクラブ/反対協会)は、『ムーミンママの小さなひみつ』(1957年)のコミックをもとにしたデザイン。
ムーミン谷では、秘密結社に入ることが大流行。どのクラブにも受け入れてもらえなかったムーミンパパは、反骨精神から自ら「Rebel Club(反対協会)」を結成する。
”誰にも指図されない自由” を掲げる協会だが、皮肉なことに、やがて自分たちでも厳格なルールを作り始めてしまう。反抗心やユーモア、そしてどこか人間らしい矛盾を描いた、コミックスならではのストーリーだ。

「自分の目標を貫いて!」:Boss Lady(ボスレディ/ボスに夢中な女の子)は、『ムーミン谷のきままな暮らし』(1958年)のコミックをもとにしたデザイン。
”良心と義務の同盟” のメンバーがムーミン谷に現れ、仕事やスケジュール管理、責任感といった現代的なライフスタイルが流行する。スノークのおじょうさんも、自立した生き方を目指して秘書として働き始めるが、本当の目的は上司とのロマンス。ところが、会社勤めの人が示せる最もロマンチックな行為が「タイプライターを掃除してあげること」だと気づき、仕事を辞めてしまう。理想と現実のギャップを、ユーモラスかつ少し皮肉の効いた視点で描いたストーリーだ。

「注文お願い!」:Party Queue(パーティーキュー/パーティの列)は、『彗星がふってくる日』(1958年)と『ひとりぼっちのムーミン』(1954–55年)のコミックをもとにしたデザイン。
大量のニョロニョロたちが窓からムーミンやしきへ押し寄せ、「カクテルを出せ!」と要求します。招かれざる客であふれるムーミンやしきに、ムーミンは疲れ果て、どうにかして追い出そうと考え始めます。一方でリトルミイは、電気を帯びたニョロニョロたちの危険な雰囲気さえも楽しんでいる様子。コミックスならではのシュールなユーモアと、どこかスリリングな空気感を描いている。


「ああ、なんてドラマチック!」:Talk It All Out(トークイットオールアウト/ちゃんと話し合おう)は、『恋するムーミン』(1956年)のコミックをもとにしたデザイン。
華やかな訪問者に夢中になるムーミンに対し、スノークのおじょうさんは不安と嫉妬を募らせる。
誤解が積み重なり、ふたりの感情は次第にドラマチックな展開へ。恋愛の理想と現実を、ユーモアたっぷりに描いたストーリー。マグには、バラを抱えながら大げさに倒れ込むムーミンを描写。仲直り後の恋人たちがあえて演じる ”劇中劇” のワンシーンで、コミックスらしい遊び心が詰まっている。

(C) Moomin Characters
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