小泉進次郎防衛相の二枚舌にため息がもれている。



 小泉防衛相は16日の閣議後会見で、立憲民主党の古賀千景議員による「豊かな子どもたちは自衛隊とかなりませんよ」といった発言について質問されると「大臣として黙っているわけにはいかない」と、改めて抗議を表明した。



 古賀議員は前日15日の参議院決算委員会で「分かってほしいのは、自衛隊に行く子供たちって、経済的に厳しい子どもたちが行くんですよ。豊かな子どもたちは、自衛隊とかなりませんよ」と発言。その場で小泉防衛相から抗議をされ、発言を撤回していた。



 この事を重く見た立憲民主党は、古賀議員を文教科学委員会筆頭理事の任を解く処分を下した。



 古賀議員への批判が相次ぐ一方で、SNSからこうした意見が散見される。



《自衛隊に行く人は貧乏人と言われても自衛官は怒らない》



《貧困層が自衛隊に行くことの何が問題なのか?一番の問題は貧困を解決しようとしない政治家達だと私は考えている。皆さんはどう思いますか?》



 現場では、自衛隊員が児童養護施設で「自衛隊に入れば365日3食無料で(食事が)食べられます」と勧誘していたり、子ども食堂で自衛隊員募集のチラシ配ったりと、恵まれない境遇にある層に対して自衛隊がアプローチをかけているという事実はある。こうした状況は現在も改善されていないし、自衛隊員の待遇改善も進んでいない。



 一方小泉防衛相は、今年4月に沖縄県内で在沖米陸軍兵が知人女性に性的暴行したことを問われると「現在、捜査中の事案で、防衛省としてコメントすることは差し控えなければならない」と明言を避けた。



 小沢一郎氏はXで痛烈批判。



《野党議員には鬼の首でも取ったかのように威勢のよい防衛大臣だが、米国には媚びるだけで何も言えない。自衛官を党大会で歌わせ、自ら握手してはしゃぐ。

大臣として何が重要で何が問題かを全く理解できていない》



 民族右翼団体の一水会のXは以下のポストが。



《小泉防衛相は、何を防衛したいのかわかりやすい人だ。名大での自衛隊ブース中止、古賀千景議員の質問には「遺憾の意」の言葉がすぐに出てくる。ところが沖縄での米兵の性的暴行、自衛官の中国大使館侵入事件にはコメントを差し控えっぱなし。親米反中の構造維持が最優先で、国民の安全は二の次なのだ》



 アメリカに媚びる姿勢は高市首相と同じと言えるのかもしれない。



文:BEST T!MES編集部

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