米メイン州の静かな町に「シルクハットをかぶったビッグフット」...の画像はこちら >>



 米メイン州の閑静な町ダマリスカッタで、未確認生物「ビッグフット」が路上を徘徊しているとの通報が相次ぎ、警察が出動する大騒動に発展した。



 9月1日、地元警察のもとにビッグフット目撃情報が殺到。

巨大なUMAは食料品店をはじめ町内5カ所に現れ、新学期初日を迎えた小中学生たちに愛想よく手を振る姿も目撃された。しかし、森の中に潜む恐怖の珍獣かと思いきや、目撃された物体はなぜかシルクハットをかぶり、通りかかるトラック運転手にクラクションを鳴らすようアピールしていたという。



 ダマリスカッタ警察のエリック・ヨセフソン警察署長はFacebook で、署員を動員して「長期かつ徹底的、そして完全に真剣な捜査」を開始したと発表。しかし、結論はあまりにも拍子抜けするもので、捜査からビッグフットの正体は着ぐるみを着た男性と判明した。



 メインストリートで謎の物体を発見し、会話を交わしたウィリアム・スミス警察官に対し、着ぐるみの男性はおとなしく応じたという。ヨセフソン警察署長は「ビッグフット独特の唸り声ひとつ聞こえなかった。正直なところ、署内には全国ニュースになるような歴史的大発見を期待していた者もいたのだが」と明かし、「ビッグフットは実在しない」とコメントした。



 街をパニックに陥れるどころか一躍人気者となったこの「ビッグフット」に対し、住民たちは記念撮影を楽しんだり、ネット上に「野生のUMAというより巨大なヨークシャー・テリアに見える」と書き込んだりと大盛り上がりとなった。「田舎町ならではの平和な日常だ」との声も上がっている。



 ダマリスカッタ警察は「ビッグフットの捜査に町中が協力し、お互いの安全を確かめ合う。そんな温かいコミュニティを誇りに思う」と締めくくり、一連の不審通報は、こうして幕を閉じた。



文:BEST T!MES編集部

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