ドリームプランニングは、「旗竿地の家」に関するアンケート結果を8月7日に発表した。調査は2026年6月5日~7月4日の期間、不動産に興味関心を持つ500名を対象に行われた。


はじめに、旗竿地の家を購入することについて、43%が「購入したくない」と回答して最多となった。

一方で、「どちらともいえない」と回答した曖昧な層は192件(38.4%)、さらに「購入しても良い」の85件(17%)と「購入したい」の8件(1.6%)を合わせると半数以上(57%)にのぼり、購入に対して即座に拒絶するわけではなく、何らかの条件次第で検討の余地を残している層が主流であることが浮き彫りになった。

この結果から、旗竿地は、日当たりの確保や駐車の制限、建築コストの上昇といった特有のデメリットが先行し、一般消費者にとっては購入へのハードルが高い「敬遠されがちなカテゴリー」であることが改めて分かった。

旗竿地の家を購入することに対する具体的な意見については、「場所によると思う」が21%で1位だった。周囲の環境や物件の条件によって住み心地が大きく左右されるため、一概に否定せず「慎重に見極める必要がありそう」と考える層が多くみられた。実際のコメントでも「物件ごとの当たり外れがかなり激しい」という意見や、「立地条件や設計次第で評価が大きく変わる」といった、個別性に着目した分析が寄せられている。

次いで「車の駐車が難しそう」が19%で2位となり、この2点が突出して重視されていることがわかった。具体的には、細い通路への駐車や切り返しの難しさを想定し、毎日の生活における利便性の低下を懸念する声が目立つ結果に。コメントでも「車の駐車や切り返しが難しそうな印象」があり、「車庫入れや敷地内での切り返しに毎回苦労しそう」と、実用面での大きなハードルを感じているリアルな本音がうかがえた。

これは、周辺環境やエリアによって住み心地や将来性が大きく左右されることへの慎重な見極め、また毎日の生活に直結する「車の出し入れ」の難しさや利便性低下に対する回答者の高い不安を反映していると考えられる。

3位には「日当たりが悪そう」(12.2%)が選ばれた。周囲の建物に囲まれて「昼間でも部屋が暗くなってしまいそう」という閉塞感や、湿気への不安が背景にある。
「日当たりを重視するため」購入をためらう声が多く、「明るくて光がたっぷり入るお家に住みたい」という理想の住環境への欲求がうかがえる結果となった。

旗竿地とひとくちにいっても、日当たりや車の出し入れのしやすさなどは物件によって大きく異なる。価格や立地だけで判断せず、実際の暮らしをイメージしながら、毎日の使い勝手まで確認しておきたい。
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