「イイじゃん」が大ヒットし、昨年末には『第76回NHK紅白歌合戦』への初出場を果たした5人組ダンスボーカルグループ・M!LK。結成から10年以上を経て、グループとして大きな飛躍を遂げる一方、最近では佐野勇斗に続き山中柔太朗、曽野舜太がそれぞれ個人YouTubeチャンネルを開設し、塩崎太智(※崎はたつさき)と吉田仁人も『じんだいチャンネル』を約4年半ぶりに復活させるなど、YouTubeでの個人発信も活発になっている。


それぞれが自由に発信する個人チャンネルだが、動画を見ていると、ふとした瞬間に出てくるのがM!LKの話。マイナビニュース・エンタメチャンネルの新たな定番記事を目指すお試し企画「日曜トライアル」の第40回では、長い時間をともにしてきた5人の関係性に注目する。

○佐野勇斗が語る、10年以上仲良くいられる理由

佐野は6月4日、自身のYouTubeチャンネル『佐野勇斗だぞ』に、「【M!LK限定】M!LKの事好きなんだなと気づいた質問コーナー」と題した動画を公開。視聴者から寄せられたM!LKに関する質問に次々と答えた。

その中で、「10年以上、仲良くいられる理由」を聞かれると、「お互いの思いやりですね。完全にお互いのことをリスペクトしてます」と即答した佐野。続けて、「僕らは、思いやりがあるうえで、ちゃんと意見も言うので。それは、5人全員そう」と説明し、「極端にここだけめっちゃ仲良いとか、あんまないかもね。なんか5人でいるのが楽しい」と、グループの関係性について語った。

もちろん、10年以上活動していれば、意見がぶつかることもあるという。しかし、それぞれが思っていることを言いながらも、根底には互いへのリスペクトがある。佐野の言葉からは、単に“仲がいい”だけではない、長年一緒に活動してきた5人ならではの信頼関係がうかがえる。


○山中柔太朗「M!LKが楽しすぎて」

そんな佐野の「5人でいるのが楽しい」という言葉と重なるような思いを明かしているのが山中だ。

6月1日に個人YouTubeチャンネル『劇場版 じゅうたろう』を開設した山中。初投稿となった動画「くるま」では、友人とドライブしながら、仕事や自身の性格などについて飾らないトークを繰り広げた。友人から「悩まないの?」と聞かれた山中は、「まず、M!LKが楽しすぎて……」とポツリ。M!LKが自身の活動の“主”にあり、それが楽しいからこそ、ほかのことで何かあっても「別に何でもいいやってなるのかな」と自身を分析した。

M!LKのメンバーがいる場で語った言葉ではなく、友人とのプライベートな会話の中で自然と飛び出した「M!LKが楽しすぎて」という一言。グループで過ごす時間が、山中にとって大きな存在になっていることが伝わってくる。

○曽野舜太「1人やったら無理やけど、みんなで越える」

一方、曽野は“5人で活動する意味”について、自身の思いを明かしている。

8月3日、個人YouTubeチャンネル『I'm 曽野舜太』に「くら寿司で爆裂ミッション」と題した動画を公開。M!LK初の冠特番『M!LKの爆裂ミッション』(TBS系)を一人で再現する企画に挑戦した。動画の中で番組を振り返った曽野は、「1人でやりたいわけじゃないねんけど。5人でなんとかクリアしていくんがいいな」としみじみ。


さらに、「一見、越えられへんような壁を。1人やったら無理やけど、みんなで越えることがすごい気持ちいいし。それやからこそM!LKやし」と、“5人で挑むこと”への思いを口にした。一人では越えられない壁を、5人なら越えられる。そして、それこそがM!LK――。曽野は、年齢を重ねてからも5人でそうした挑戦を続けたいという思いも明かしていた。

○個人YouTubeが増えても「5人の時間をちゃんと見てほしい」

佐野・山中・曽野がそれぞれ個人チャンネルをスタートする一方、塩崎と吉田は今年7月、2022年1月から更新が止まっていた『じんだいチャンネル』を約4年半ぶりに復活させた。

7月27日に公開された「じんだい、家族写真を写真館に撮りに行く。」では、そんなM!LKメンバーの個人YouTubeが話題に。塩崎が「(メンバーの個人チャンネルと)チャンネルコラボとかやりたい」と提案すると、吉田はすかさず「いや、やる必要ないよ(笑)。M!LKでやれよ(笑)」とツッコミを入れる。

そして、M!LKの公式YouTubeについて「普通に5人の時間を、ちゃんと見ていただきたいわけだから」と語ると、塩崎も「そうね。5人のは5人ので」と同意した。
それぞれの個性を存分に発揮できる個人YouTubeが増えたからこそ、“5人でしか見せられないもの”の価値もより明確になったのかもしれない。

「完全にお互いのことをリスペクトしてます」と語る佐野。「M!LKが楽しすぎて」と笑う山中。「1人やったら無理やけど、みんなで越える」と話す曽野。そして、「5人の時間を、ちゃんと見ていただきたい」と語った吉田、「そうね。5人のは5人ので」と思いを重ねた塩崎。

それぞれの個人YouTubeで語られた言葉を並べてみると、共通して浮かび上がってくるのは、“5人でいること”を大切にする思いだ。

活動の幅が広がり、一人ひとりがそれぞれの場所で活躍するようになった今も、5人が戻ってくる場所はM!LK。個人YouTubeだからこそ漏れ出た何げない言葉の数々から、彼らが長い時間をともに歩んできた理由が少しだけ見えるような気がする。
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