iPadの「リマインダー」アプリには、大事な予定をアラームで知らせてくれる「緊急」リマインダーが用意されています。うっかり見逃したくない予定やタスクを登録しておけば、指定した時刻にアラームでしっかり知らせてくれます。
大事な予定をうっかり見逃さないために
仕事をしていると、「この時間になったら必ずメールを送る」「会議が始まる前に資料を準備する」「今日中に忘れずに手続きを済ませる」など、決まった日時に忘れずに思い出したい用事があるものです。そんなときに便利なのが、iPadに標準搭載されている「リマインダー」アプリです。リマインダーに[日付]と[時刻]を設定しておけば、指定した日時になると通知で知らせてくれます。
しかし、この通知はほかのアプリから届く通知と同じように表示されるため、作業に集中していたり、たくさんの通知が届いていたりすると、つい見逃してしまうことがあります。
そんなときに活用したいのが、「緊急」リマインダーです。この機能を使って、忘れたくないリマインダーを「緊急」に設定しておくと、指定した時刻にアラーム音で知らせてくれます。そのため、締め切りや会議、忘れてはいけない作業など、「指定した時刻に必ず気づきたい」という用事がある場合に役立ちます。
「緊急」リマインダーは、iPadOS 26のリリースからしばらく経った2025年12月に追加された機能です。そのため、まだ使ったことがない人や、存在自体を知らなかった人もいるでしょう。ここからは、設定方法や実際の使い方、利用する際に知っておきたい注意点を順番に解説していきます。
「緊急」に設定してアラームで知らせる
「緊急」リマインダーを使うには、まず「リマインダー」アプリで新しいリマインダーを作成するか、既存のリマインダーを選択し、右側の情報ボタン([i]ボタン)をタップして詳細画面を開きます。そこで[日付]と[時刻]を設定し、[緊急]をオンにします([日付]と[時刻]を設定せずに[緊急]をオンにした場合は、自動的に次の
時ちょうどに設定されます)。
「緊急」リマインダーの設定はこれだけです。
さらに、アラームが鳴った際に表示される画面から、そのままリマインダーを実行済みにしたり、スヌーズしてあとでもう一度知らせてもらったりすることもできます。たとえば、締め切りの時刻になってもすぐに作業を終えられない場合は、いったんスヌーズして改めて知らせてもらうと便利です。
アラームが鳴るデバイスと利用場所に注意
このように、「緊急」リマインダーは大事な用事を見逃さないために便利な機能ですが、利用する際にはいくつか注意しておきたい点があります。
1つは、アラームが鳴るデバイスです。iPadで「緊急」リマインダーを設定した場合でも、必ずしもそのiPadでアラームが鳴るとは限りません。アラームが鳴るのは、「探す」アプリで自分の位置情報の共有元になっているデバイスです。つまり、位置情報の共有元としてiPhoneを設定している場合は、iPadで作成した「緊急」リマインダーでもiPhone側でアラームが鳴ります。
初めて[緊急]をオンにした際にはアラームを鳴らすデバイスを確認する画面が表示されますので、もし別のデバイスでアラームを鳴らしたい場合は、画面に表示されるリンクをタップするか、「探す」アプリを開いて位置情報の共有元を変更しましょう。また、アラームを鳴らすには、そのデバイスの「リマインダー」の設定で[アラーム]が有効になっている必要があります。
もう1つの注意点は、「緊急」リマインダーのアラームは、消音モードや集中モードをオンにしている場合でも鳴ることです。
「緊急」リマインダーをもっと便利に使う
ここまで紹介した基本的な使い方に加えて、「緊急」リマインダーには、さらに便利に活用するための機能も用意されています。まず活用したいのが、iPadOS 26.4で追加された新しい設定方法です。これまではリマインダーの[i]ボタンをタップして詳細画面を開く必要がありましたが、iPadOS 26.4ではリマインダーを長押しして表示されるメニューから[緊急]に設定したり、クイックツールバーから設定したりできるようになりました。あとから「これは忘れたくない」と思ったリマインダーも、詳細画面を開くことなく素早く「緊急」に変更できます。
また、「緊急」に設定したリマインダーが増えてきたら、スマートリストを活用するのもおすすめです。iPadOS 26.4では、サイドバーのスマートリストに[緊急]が追加され、ここをタップすると「緊急」に設定したリマインダーだけをまとめて確認できます。仕事で複数のリストを使い分けている場合でも、リストをまたいで重要なリマインダーを一覧できるため、対応できていないものがないか確認するときに役立ちます。
さらにもう1つ覚えておきたいのが、「リマインダー」の設定に用意されている[“アラーム”から実行済みにする]です。デフォルトではオフになっているこの設定を有効にすると、「緊急」リマインダーのアラームが鳴った際に、アラームを停止する操作と同時に、そのリマインダーを実行済みにできます。アラームを確認した時点で用事も完了するようなリマインダーをよく利用する場合は、オンにしておくと、あとからリマインダーを開いて実行済みにする手間を省けて便利です。











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