「誇張しすぎた港区女子」振りに困惑

「誇張しすぎたものまね」で知られるお笑い芸人・ハリウッドザコシショウが、Uber Taxiのデジタル広告と屋外広告に登場する。今回のキャンペーンでは、全国の新規利用者を対象に、初回のUber Taxi乗車が99%割引(割引上限3,000円)になるという大胆なプロモーションを実施。ザコシショウは、そのインパクトを“超オーバーな”リアクションで表現した。


99%割引という数字は、自身の代名詞である“誇張”にも負けないほどのインパクトなのか。日頃からタクシーを利用し、Uberのアプリも愛用しているというザコシショウに、撮影への思いやタクシー移動の魅力、移動中に生まれるネタについて聞いた。

○「99%割引の方が大誇張。僕はボロ負け」

――今回のキャンペーンは「99%割引」という内容です。

いいっすね、太っ腹。「ええやん!」。でも、こんなことやって、ちゃんと儲かるんですか(笑)? つまりは、99.99999%ってことでしょ? イケイケどんどんですよ。「このアプリは、99.99999%、勝てるアプリですから」「イケイケどんどんやて!」

――さながら、「誇張しすぎた本田圭佑」さんですね(笑)。今回の「99%割引」と、ザコシショウさんの「誇張しすぎたものまね」、どちらの方が誇張していると思いますか?

このネタ何年やってると思ってるんですか! そんなの、もちろんUberですよ(笑)。僕なんて全然。足元にも及ばない。99%割引の方が大誇張ですから、僕はボロ負け。


――ザコシショウさんのネタ並みに振り切ったオファーですが、台本を見た瞬間の素直な感想を教えてください。

よく「誇張しすぎた」シリーズを有名人でやっていますが、今回は「誇張しすぎた港区女子をやってくれ」と言われて、最初はどうやっていいのか分からなかったですね(笑)

――ザコシショウさんの「誇張しすぎた港区女子」は、ゴージャスでよくお似合いでした。

鏡を見たとき、僕の同期の野々村友紀子に似てるなと思いました。あんな髪型してますもんね。ハハハ(笑)。野々村っぽかったです。あとで野々村にも送っておきます。

○タクシー移動なら「マックスの体力」で収録へ

――ザコシショウさんは、いつ頃からタクシーを移動手段として使うようになったのですか?

売れ始めて何年か経ってからです。いつ売れなくなるか分からなかったんで(笑)、「これはもう確定したな」って思えるくらい、ガツッといっぱいもらえるようになってからですね。具体的には、『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』(Amazon Prime Video)で3回勝ち抜いたあたりです。

――そのタイミングで、「これからはタクシーにしよう」と思われた理由は?

経費になるから(笑)

――現実的ですね(笑)。それ以外にも、タクシーを選んだ理由はありますか?

電車に乗ってると「あ、ザコシショウだ!」って顔バレするようになって。
「何かやってよ!」って言われることが増えたんです。別にやったっていいんですけど、電車の中で僕のネタをやったら苦情ものですから(笑)

――そうですね。

そこは「そうですね」じゃないでしょ(笑)!

――失礼しました(笑)。タクシーの運転手さんに気付かれることもあるのでは?

知ってるくせに「何のお仕事されてるんですか?」みたいに、わざとらしく聞いてくる人もいましたよ。「一応、芸能人とかやってるんですよね」って答えると、「お!芸能人? すごいじゃないですか!」って。「名前なんて言うんですか?」って聞かれるから、「ハリウッドザコシショウっていいますけど…」ってこっちが答えると、「あぁ、なんか聞いたことあるなぁ」とか。「普段は意外と大人しいんですねぇ~」とかね。

まぁでも、タクシーだからこそ救われるって実感することはたくさんありますよ。本当に暑い日は、電車移動だと汗だくになって体力を奪われるじゃないですか。でもタクシーだったら快適ですからね。タクシーに乗ったらクーラーがガンガン効いてるし、冬やったら暖房も効いてて、椅子もポカポカしてる。番組収録にもマックスの体力で挑めるから、「めちゃめちゃ、ええやん!」ですよ。
本当に、めちゃめちゃお世話になってます。

AIも導入「ケンコバ、礼二にマウント取りたい(笑)」

――タクシーは日頃、アプリを利用して呼ぶことが多いですか?

アプリの方が確実ですからね。僕、背が高いタクシーが好きなんですよ。アプリで呼べば、どこにいても大体来てくれますし、おおよその到着時間も分かるので、逆算して予定が立てやすい。それこそ領収書もPDFですぐにダウンロードできて、そのまま税理士に送れます。経費精算も楽勝です(笑)。Uberのアプリがない時代には戻れないですね。

――タクシーで移動中に、ネタを思いつくこともありますか?

タクシーの窓からいろんな景色が見えるじゃないですか。街を歩いている人の表情や仕草から、ネタを拾ったりすることもあれば、街頭ビジョンに出ている有名人から、「誇張しすぎたものまね」が生まれたりすることもあります。

移動しながらネタが生まれるなんて、一石二鳥です。僕が出ているこのUberの広告を見て、「誇張しすぎたハリウッドザコシショウものまね」を思いついたりするかもしれない。それだと堂々巡りですね(笑)

――ザコシショウさんは、新しいアプリやデジタルサービスも積極的に試すタイプですか?

何でも試してみたい性質ですね。
時代の最先端を行きたいです。動画制作する時には、AIの画像アプリを使ってクロマキーで抜いた自分の写真をリアルな背景に合成したりして。普通、他の芸人はそんなことやらないですよ。僕は同期のケンコバとか中川家の礼二とかにマウントを取りたいんで(笑)

それこそ礼二なんて、マネージャーがタクシーを呼んでくれないと、移動すらできないんですよ。この前も、礼二に「マネージャーが来ないから、ここからどうやって行ったらいいか分からへんわ」って言われたとき、僕が「これで呼んだらええんや」って、Uberのアプリで率先してタクシーを呼びました。「お前すごいなぁ」って言ってましたね(笑)

――プライベートでもすでに周知していらっしゃるんですね。今回のオファーが来るのも納得です。そんなザコシショウさん自身が、日頃から心がけていることはありますか?

キャンペーン起用が来るコツですか? 嫌悪感を出さないことじゃないですか。裸なんですけど、「気持ち悪いなぁ」っていうのが先行しない。自分で言うのもアレなんですけど、俺、かわいさがあると思うんですよ。清潔感もそうやし、憎めないっていうのもそう。よく言われるし、自分でも自覚してます。
あとは不祥事を起こさないこと(笑)

渡邊玲子 映画配給会社、新聞社、WEB編集部勤務を経て、フリーランスの編集・ライターとして活動中。国内外で活躍する俳優・映画監督・クリエイターのインタビュー記事やレビュー、コラムを中心に、WEB、雑誌、劇場パンフレットなどで執筆するほか、書家として、映画タイトルや商品ロゴの筆文字デザインを手掛けている。イベントMC、ラジオ出演なども。 この著者の記事一覧はこちら
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