コスモエネルギーホールディングスとDatabricks(データブリックス)、滋賀大学は9月15日、データサイエンスや生成AI分野の高度専門人材育成を目的に、滋賀大学の大学院生向け実践講座「機械学習と生成AIによるビジネスデータサイエンス」を共同で実施した。
○実データと生成AIで学ぶ実践型データサイエンス講座
3者は、2025年11月に日本の次世代のデータ・AI人材育成に向けたパートナーシップを締結している。
開講は2026年7月~8月、受講者数は53人で滋賀大学大学院データサイエンス研究科の学生50人、大学院経済学研究科の学生3人となる。
主なカリキュラムとシラバスは、データブリックスによるデータの探索・可視化・ガバナンス・大規模データ処理・モデル開発と再現性確保、生成AIアプリケーション開発に関する講義、コスモエネルギーホールディングスから出されるビジネス課題に関する取り組みなど。
講座では、データブリックスのプラットフォームを活用し、データ・AIアプリケーション、分析基盤、AIエージェントの構築・拡張など、企業におけるデータ活用やAI活用に必要な技術を体系的かつ実践的に学習した。
○産学連携で即戦力となるデータ・AI人材育成へ
受講者は、講義で得た知識を活用しつつ、コスモエネルギーホールディングスが提供するデータを用いて分析やモデル開発に取り組み、課題設定から分析、改善提案、成果発表までを行った。
講座を通じて受講者からは「実データを用いた分析を通じて、ビジネス課題への理解が深まった」「実務に直結するスキルを身に付けることができた」「研究では経験できない実践的なデータ管理や大規模データ処理について学ぶことができた」などの声が寄せられたという。
また、同じデータや課題に対して複数の受講者が分析・提案を行い、その成果を比較・議論することで、技術力だけでなくビジネス理解や課題設定の重要性を実感するとともに、自身の成長課題を発見することなどができたという。
講座は、企業やテクノロジーパートナー、大学が連携して、技術と実課題を組み合わせた教育を実現する新たな産学連携のモデルケースとして位置付けられている。企業が保有する実データ・業務課題、最先端のAI基盤技術と大学で培われる理論的知識を融合することで、即戦力となるデータ・AI人材の育成が可能になると期待されている。
今後、3者は講座で得られた知見をもとに、生成AIやAIエージェントを活用した実践教育の高度化を進めるとともに、エネルギー分野をはじめとしたさまざまな産業課題への応用を検討していく。
また、大学教育と企業課題を結び付ける取り組みを継続的に推進し、データ・AIを活用して社会課題を解決できる人材の育成と、産業界におけるAI活用の促進していく考えだ。











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