仲野太賀が主演を務める大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)の第29回「天下への道」が26日に放送され、小一郎(仲野太賀)の息子・与一郎(大西利空)の死が描かれた。そんな第29回の放送を受けて、仲野が与一郎への思いや、これからの小一郎の行く末について語った。



【写真】与一郎(大西利空)の死が描かれた『豊臣兄弟!』第29回「天下への道」より

Q:与一郎の死は、どのように受け止められましたか?

仲野:与一郎は、慶(吉岡里帆)と小一郎をつないでくれた存在です。本当にわが子のように愛し、大切に育ててきました。だからこそ、「自分が侍でなければ」「自分が戦に行かなければ」「慶が自分のもとに嫁いでこなければ」といった思いが小一郎の中に生まれるんです。自分の無力さやむなしさが込み上げてくるシーンでしたし、すごく胸が苦しかったですね。

また、与一郎の死によって、中村にいたころの農民だった時代も思い出しました。乱世に押しつぶされそうになる感覚といいますか。なので、僕としてはしっかりわが子への愛情、そしてむなしさをしっかり表現できればと思いながら演じていました。

Q:豊臣兄弟は、この先天下を目指して進んでいきます。今後の小一郎としての注目ポイントを教えてください。

仲野:この先もまだまだ戦は続いていきます。織田家臣団の中でも対立が起こり、争いが争いを呼ぶような状況で、やっぱり小一郎にはどうしても割り切れない思いがあります。激動の時代の中で、感情が追いついていかないような場面も多く、小一郎の迷いや葛藤が描かれていきます。
そうした部分を見てくださる方に感じ取っていただき、共感していただけたらうれしいです。

また、柴田勝家(山口馬木也)や前田利家(大東駿介)、そして秀吉さらには市(宮﨑あおい)など、それぞれ強い覚悟を持って臨んでいるので、各武将たちにもぜひ注目してほしいですね。

 大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、NHK総合ほかにて毎週日曜20時放送。※8月2日の放送は休止

編集部おすすめ