【関連】香取慎吾も出展!『日本財団DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー』フォトギャラリー
香取は、本展を「境界線のないアート展」と称する。「障害があるかどうかは関係なく、人は誰かがいないと生きてはいけません」とした上で、自身も誰かにサポートしてもらいたい、困っている人がいたらサポートしてあげたいと思う時があるという。「そうした感情に垣根はないと思うんです」。つまり「サポートしあう」気持ちは、区切りも、大きさも、隔てるものは何もなく、ただ雄大に広がりつつあるもので、その思いを具体的な形にしたものが、本展ということになるのだろう。そんな「境界線のないアート展」への参加を、「こんなに嬉しいことはありません」と喜ぶ香取の力作は、『火のトリ』と『イソゲマダマニアウ』だ。
真っ赤な色が特徴的な『火のトリ』は、キャンバスではなく、ダンボールに描かれている。爆発しそうに辛かった気持ちが、描き始めるとだんだん落ち着いていき、同時に色合いも華やかになっていったそうだ。まさに「マイナスをプラスに変えようと、熱く燃える炎が“火のトリ”になっていく」プロセスを経た作品らしく、「最後には『OK!晴れました!』という絵を、僕は描きたいのだと思います」との香取の言葉どおり、鮮やかな仕上がりになっている。厚く塗られた赤の上に、金色を散らした筆づかいが独特で、間近で見ると、想像以上に金色の煌びやかさが映える。
一方の『イソゲマダマニアウ』は、「漫画にこんなキャラクターがいたらいいな」とひらめいたのがきっかけ。
こうした香取らの作品は、アトリエ・ワンが設計・デザインした会場に並ぶ。静かに過ごせるよう照明が落とされた部屋「クワイエット・ルーム」や、困った時にすぐ対応してくれるスタッフが常駐する「ウェルカム・ポイント」などがあり、あらゆる鑑賞者と作家が双方向からつながる作りになっている。
『日本財団DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー』は、東京・スパイラルガーデンにて31日まで開催。

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