ロシア西部への展開が報じられた北朝鮮のミサイル部隊に対し、ウクライナ軍が保有する新型長距離巡航ミサイル「FP-5(フラミンゴ)」が大きな脅威となりそうだ。 ウクライナ国防省情報総局(GUR)の当局者は5日、北朝鮮のミサイル部隊がロシア西部への展開を開始し、約90人規模で弾道ミサイル120発と発射機6基を運用する可能性があると明らかにした。
部隊はロシア軍第112ミサイル旅団とともにボロネジ州に配備され、対ウクライナ攻撃に投入される見通しだという。 ウクライナ軍にとって、この部隊は最優先攻撃目標の一つになる可能性がある。 そこで用いられそうな兵器のひとつが、国産の長距離巡航ミサイルFP-5だ。最大射程は約3000キロとされ、ウクライナ国内からロシア西部を十分射程に収める。近年はロシア軍需工場や弾薬庫、ミサイル関連施設への攻撃で実戦投入され、射程だけでなく命中精度や終末誘導性能も改善しているとの分析が出ている。 FP-5が「怪物兵器」と呼ばれる最大の理由は、その破壊力だ。 弾頭重量は約1000~1100キロ級とされ、米国の巡航ミサイル「トマホーク」の約2倍を超える規模だ。大型貫通弾頭を搭載できるとされ、地下施設や堅固なコンクリート構造物の破壊も想定して設計されている。 さらに最近では、飛行高度を従来よりも一段と下げ、地形に沿って超低空を飛行する能力が向上しているとの見方も出ている。これにより、ロシアの防空レーダーによる探知時間を短縮し、防空網を突破する可能性が高まるとみられている。
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