6月13日・14日にかけて、東京・池袋でコスプレイベント「アコスタ@池袋」が開催。梅雨入り前の湿気をはらんだ最高気温30℃近い陽気のなか、会場はコスプレイヤーと来場者の熱気で溢れかえった。
『ENTAME next』では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーの撮り下ろしスナップを直撃インタビューとともにお届けする!

【写真】紅羽りおさんの秦谷美鈴(『学園アイドルマスター』)コスプレ撮り下ろしカット【14点】

コスプレ歴10年。近年はグラビアや舞台にも活動の場を広げている紅羽りお。その原点は、中学生の頃に訪れた“偶然の出会い”だった。アニメイト本店を目指していたはずが、たどり着いた先で知ったコスプレ文化。そして、その背中を押し続けてくれた母親の存在。かつては人前に出ることが苦手だった彼女が、なぜ今カメラの前で輝いているのか。その歩みを聞いた。

――まず、今日のコスプレについて教えてください。

紅羽さん 『学園アイドルマスター』の秦谷美鈴です。登場したときから気になっていたんですけど、キャラクターソングの映像を観たら、清楚そうな見た目なのに、すごくかっこいい一面もあって。そのギャップに惚れ直して、「この子をやろう!」と思いました。私自身は全然清楚なタイプじゃないので、真逆かもしれません(笑)。


――コスプレ歴10年になるそうですが、そもそもコスプレとの出会いは?

紅羽さん 中学生の頃、池袋のアニメイト本店に行こうとしたら、ちょうど移転していて。もともと本店があった場所に「ACOS(アコス/コスプレ衣装の専門店)」が入っていたんですよ。そこで初めてコスプレ衣装を見て、「世の中にはこういう文化があるんだ!」って知りました。

――まさかの迷子がきっかけだったと。

紅羽さん そうなんです(笑)。だから今でも思うんですけど、もしアニメイト本店が移転していなかったら、コスプレを始めていなかったかもしれないです。人生の分岐点でしたね。

――コスプレを始めるとき、ご家族の反応はいかがでしたか?

紅羽さん 母がすごく協力的でした。誕生日プレゼントとして衣装を買ってくれて、そのおかげで本格的に始められました。ただ、中学生だったので買ってもらえるのは誕生日のときだけ。だから最初の頃は年に1回、コミケだけ参加して、ずっと同じ衣装で参加していましたね(笑)。

――当時から人前に出るのは好きだったんですか?

紅羽さん いや、全然です。
めちゃくちゃ緊張しいで、上がり症でした。

――意外です。

紅羽さん それを克服したくて演劇部に入ったんです。人前に出るのが苦手だからこそ、あえて挑戦してみようと思って。コスプレイベントも、最初は本当に緊張していました。

――今では想像できませんね。

紅羽さん 今はもう全然ですね(笑)。逆に、ほとんど緊張しなくなりました。

――大学時代にはグラビアも始められました。

紅羽さん 当時、伊織もえちゃんやえなこちゃんがコスプレからグラビアへ活躍の場を広げていて。それを見て「コスプレイヤーさんがグラビアもやる時代なんだな」って感動したんです。それからコンビニで雑誌を買うようになって、「かわいいな」「私もやってみたいな」と思うようになりました。


――コスプレは“誰かになる”表現ですが、グラビアは“自分を見せる”表現です。抵抗はありませんでしたか?

紅羽さん 全然なかったです。もともとコスプレでもメイド服とか、かわいい衣装を着ていましたし、その延長線上みたいな感覚でした。ただ、水着キャラのコスプレを始めたのは18歳を過ぎてからでした。そのときも母が「好きなの着ればいいじゃん」って言ってくれて。

――お母さま、かなり背中を押してくれますね。

紅羽さん そうなんです(笑)。しかも18歳を過ぎた頃に、「若いうちしか脱げないよ」って言われて。

――すごい言葉ですね(笑)。

紅羽さん 私もびっくりしました(笑)。でも「お母さんがそう言うなら、まあいいか」って。

――お母さまも昔そういう活動を?

紅羽さん 全然してないです(笑)。
ただ、「若いうちのかわいい姿は今しかないんだから、たくさん残しておきなさい」っていう考えだったみたいです。この前出演した舞台も何回も観に来てくれましたし、私が知らないうちに雑誌を買っていたりもします。昔からずっと、変わらず応援してくれていますね。

――現在はコスプレ、グラビア、舞台と幅広く活動されています。ご自身の強みはどこだと思いますか?

紅羽さん コスプレだと、「もし二次元のキャラクターが三次元にいたらどうなるか」を考えるのが好きです。メイクも立ち振る舞いも、リアルに存在していそうな雰囲気を意識しています。

――グラビアでは?

紅羽さん グラビアは「清純だけどエロい」です(笑)。『To LOVEる』に出てくるような、いわゆる“清楚ビッチ”みたいなキャラクターが昔から大好きなんです。だから自分も、そういう雰囲気を目指しています。

――コスプレを始めたい人へのアドバイスはありますか?

紅羽さん 最初は制服キャラがおすすめです。私も制服キャラから始めましたし、比較的挑戦しやすいので。好きなキャラクターの中に制服姿の子がいたら、そこから始めてみると楽しいと思います。


――最後に、今後の目標を教えてください。

紅羽さん 今もコスプレは大好きなので、もっとやりたいですね。最近はお仕事が増えて、趣味としてのコスプレは3~4か月に1回くらいしかできていないんですけど、本当は月1でやりたいくらい(笑)。中学生の頃、たまたま迷い込んだお店で出会った趣味なんですけど、気づけば人生の大部分になっていました。だからこれからも、コスプレもグラビアも舞台も、自分が楽しいと思えることを続けていきたいです。
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