永野芽郁の「永野芽郁フォトブック&スタイルブック スペシャルBOX『MAGNOLIE』」(SDP)が、6月25日発表の「オリコン週間BOOKランキング」の写真集部門で1位を獲得した。主演映画『かくかくしかじか』もNetflixの週間映画ランキング(日本/6月15日~21日)で初登場1位となり、その注目度と需要の高さを改めて示している。


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永野といえば、2025年春にスキャンダル疑惑が噴出し、所属事務所が否定したものの、CMの放送取りやめ、ラジオ番組の終了、大河ドラマの出演辞退など、激しい逆風に見舞われた。そのため、今回のフォトブック&スタイルブックにも発売前から厳しい視線が向けられていた。

同作は、25歳(撮影当時)最後の姿をフィリピンで撮影したフォトブック&スタイルブック。自身と向き合った「今」にしか残せない姿を収め、ロングインタビューでは自身を取り巻く環境の変化のなかで向き合い続けた思いや、たどり着いた現在地について自らの言葉で語っている。

税込み5500円という気軽に手を伸ばしにくい価格設定もあり、騒動後のファン離れが数字に表れるのではないかと見る向きもあった。ところが、結果は堂々のランキング1位。逆風のなかでも、ファンからの支持が決して衰えていないことを証明した。

一部では、騒動の影響により大人路線へ舵を切るのではないかとする報道もあった。だが、今作は永野らしい自然体の魅力や透明感を前面に押し出し、従来の清純派イメージを崩さない内容となっている。

また、フォトブック&スタイルブックという形態にしたことで、ファッションやライフスタイルに関心のある女性層にも届きやすくなった。イメージを急転換するのではなく、これまでと変わらぬ「永野芽郁像」のまま作品がヒットしたことには大きな意味がある。

さらに追い風となっているのが、昨年5月に公開された主演映画『かくかくしかじか』がNetflixで配信され、好評を博していることだ。
同作は漫画家・東村アキコ氏の自伝的漫画を実写化した作品で、永野が漫画家を夢見る主人公を演じ、大泉洋がその人生を変えるスパルタ絵画教師役を務めている。ファンによる購入が大半とみられる写真集とは異なり、主演映画がNetflixの週間映画ランキング(日本)で1位を獲得したことは、一般の視聴者からの関心の高さも示している。

単に注目度が高かったというだけでなく、視聴したユーザーから、永野の感情表現の見事さを改めて評価する声も目立つ。こうしたことからも、「女優・永野芽郁」を見たい層は少なくないことがうかがえる。

2026年内には、主演を務めるNetflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』の世界独占配信が決まっている。同作は韓国の大ヒット小説を原作にしたラブコメディで、初恋の相手がフェミニストになっていたという設定のもと、男女の現代的な価値観や恋愛観のズレを描く作品。写真集のヒットや配信ランキング1位で結果を出した流れのまま、次の主演作でも高い評価を得られれば、復活ムードはさらに強まるだろう。

とはいえ、写真集や配信で存在感を示したからといって、以前のように地上波やCMで活躍できる状況に戻れるとは限らない。地上波やCMは世間のイメージにも大きく左右されるため、作品を見たいという需要があっても、企業やテレビ局が再び彼女を起用するかどうかは別問題だ。

しかし、写真集の首位獲得と、Netflixランキング1位は単なる偶然ではなく、永野の需要が依然として高いことを示す明確なサインでもある。作品の評価と数字で流れを変えつつあることは確かだ。

永野芽郁の完全復活は、すでに始まっているのか。
それとも、逆風はまだ尾を引くのか。答えはこれからの出演作品と世間の反応によって見えてくるだろう。だからこそ今、彼女はもっとも目の離せない女優の一人だと言える。

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