夏に重宝するUVカットパーカーですが、「本当に紫外線を防げているのか」「どれを選べば失敗しないのか」と迷う方も多いはず。パッケージ表記の数字と中身の機能には、実は大きな差があります。


今回のテーマは、「UVカット衣類の効果と、失敗しない選び方」です。
まずは「UPF」と遮蔽率の数字を見る

衣類の紫外線防御力を示す指標がUPF(Ultraviolet Protection Factor)です。松澤先生は、「UV対策では“なんとなく涼しそう”という印象ではなく、UPF値を確認することが重要」と話します。UPF50+は紫外線を98%以上カットし、UPF40~50+は最高クラスにあたります。日常使いならUPF30以上、長時間の屋外活動ならUPF50+が目安です。

「紫外線遮蔽率95%以上」など具体的な数値が併記されている商品は、より性能を判断しやすいでしょう。松澤先生によると、UPF表記がない商品は客観的なカット率が分かりづらいため、購入時には表示を確認することが大切だといいます。
「加工品」より「素材品」、カバー範囲もチェック

もう一つ重要なのが、「UVカット加工」と「UVカット素材」の違いです。加工タイプは表面に薬剤を塗布したもので、効果の目安は約1シーズン。一方、素材タイプは繊維自体にUVカット成分が練り込まれており、洗濯を繰り返しても機能が落ちにくく、2~3年程度持続すると考えられています。

また、松澤先生は「紫外線対策では“どこを覆えるか”も非常に重要」と指摘します。首・耳の後ろ・手の甲は日焼け止めの塗り忘れが起きやすい部位です。
フード、サムホール、ハイネックなど、構造的にカバー範囲が広い設計を選ぶことで、実用的な遮蔽効果を高めやすくなります。

監修ドクター : 松澤 宗範 まつざわ むねのり 2014年3月 近畿大学医学部医学科卒業2014年4月 慶應義塾大学病院初期臨床研修医2016年4月 慶應義塾大学病院形成外科入局2016年10月 佐野厚生総合病院形成外科2017年4月 横浜市立市民病院形成外科2018年4月 埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科2018年10月 慶應義塾大学病院形成外科助教休職2019年2月 銀座美容外科クリニック 新宿院院長2020年5月 青山メディカルクリニック 院長2024年7月 肌管理クリニック2025年12月 アウラニクリニック統括院長 この監修者の記事一覧はこちら

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