米Garminは7月21日(現地時間)、ディスプレイを搭載しない健康・フィットネストラッカー「CIRQA Smart Band」を発表した。同社初の画面なしスマートバンドで、手首や上腕に装着して健康状態や運動を24時間記録する。
画面のない健康・フィットネストラッカーは、通知や画面表示によって注意をそらされたくないというニーズに応える製品である。CIRQAも、健康・運動データを継続的に記録しながら、装着者の注意を過度に引かない控えめなデザインを採用した。布製バンドを手首または上腕に装着でき、運動や睡眠時の必要に応じて装着位置を選べる。
バッテリー駆動時間は最大10日間で、防水性能は5ATM。GPSは搭載せず、屋外でのウォーキングやランニング、サイクリングでは、接続したiPhoneまたはAndroidスマートフォンのGPSを利用する。計測結果はスマートフォン向け「Garmin Connect」アプリで確認する。スマートフォンとの接続時には、家族や友人に現在地をリアルタイムで共有する「LiveTrack」も利用できる。
健康管理機能では、手首で測定する心拍数、Pulse Oxによる血中酸素レベルの目安、ストレス、皮膚温、呼吸数、心拍変動(HRV)などを記録する。Garmin独自の「Body Battery」では、活動や休息などのデータを基に、体に残っているエネルギーの状態を推定する。睡眠については、睡眠段階や睡眠スコア、推奨睡眠時間、呼吸、HRV、昼寝を記録し、睡眠の質や回復状態をGarmin Connectで確認できる。
フィットネス機能では、歩数や消費カロリーに加え、ランニング、ウォーキング、ヨガなど80種類以上のアクティビティを記録できる。
一部の運動は自動的に検出・記録される。ユーザーがGarmin Connect上で検出結果を確認または修正すると、その情報を基にアクティビティの分類精度が調整される。本体側面のボタンから、Garmin Connectであらかじめ設定したお気に入りのアクティビティの計測を開始することもできる。
画面を持たない健康・フィットネストラッカーとしては、WHOOP 5.0やGoogleのFitbit Air、Polar Loop、Amazfit Helio Strapなどが競合に挙げられる。CIRQA、Polar Loop、Amazfit Helio Strapはサブスクリプションなしで主要機能を使用できる。Fitbit Airは本体99.99ドルで、AIコーチングなど高度な機能は有料プランとなる。また、WHOOP 5.0は端末とサービスを組み合わせた会員制を採用している。ハードウェアはシンプルである一方、基本的な機能で十分なのか、より専門的または高度な分析を必要とするかで健康・フィットネストラッカー選びは分かれる。











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