【ネオ・この有名人の意外な学歴】#9


 森香澄(フリーアナウンサー


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「在籍していた局のみならず、自身まで卑下しているように映るのは痛々しい」とテレビ東京の関係者。誰のことかといえば、3年前まで同局のアナウンサーだった“令和のあざと女王”こと森香澄(30)である。


 昨年11月「日経トレンディ」の「2025年今年の顔」に選ばれるなど、その勢いは続くかにみられたが、ここにきて急ブレーキ。3月には地上波での唯一の冠番組「森香澄の全部嘘テレビ」(テレビ朝日系)が打ち切りになってしまった。


「キャバクラ嬢になったり渋谷でナンパしたりと森自ら体当たりでウソっぽい企画に挑戦していくもの。ネタが尽き飽きられた」と他局のディレクターは分析。「森が真剣に取り組む姿は好感が持てたが、生真面目さだけでは今後は厳しい」と話す。


 物事にストイックに立ち向かうのは幼い頃から。3歳の時にピアノを始めた。音楽教室に通い、家でも最低2時間の練習をする毎日だった。将来はピアニストになるものと信じて疑わなかった。体育の授業でドッジボールやバスケをやる時は見学した。ピアノの先生から突き指するからと禁止されていた。


 高校は世田谷区の公立中学から難関の都立新宿高に進んだ。

1960年代までは東大合格者トップ10の常連校だったが、特定の都立高に志願することをできなくした「学校群制度」が導入されると情勢は一変。70年以降、東大合格者トップ10に一度も入っていないが、82年に同制度が廃止されると再び優秀な生徒が集まるようになった。


 高校に入ってからも、ピアノの練習は続けた。音楽大学への進学を目指し、音楽教室では作曲も学ぶようになった。しかし、練習に打ち込めば打ち込むほど、この世界で一本立ちするのは難しいことに気づかされていく。周囲には天才が何人もいた。結局、音楽大学への進学はあきらめ、1浪して女子大御三家の東京女子大現代教養学部に入学した。


 大学2年になると、フリーアナが数多く所属していることで知られる芸能事務所セント・フォースの子会社スプラウトに所属。FM放送のパーソナリティーを務めた。そして19年、テレ東に入社するも、わずか4年で退社。フリーになって約1年後の24年2月、朝の情報番組「ラヴィット!」(TBS系)に初出演した時のことだ。語り草になっているエピソードがある。

「私はここの入社試験に落ちた」と告白したあと、MCを務める局アナの田村真子(30)に「アナウンサーとしてはひとつ先輩だけど、年齢は同じ。ライバル視している」と噛みついたのである。


 田村が「テレ東でもフリーでも活躍されている」と返すと、「この謙虚さで“好きな女子アナランキング”4位(23年12月オリコン発表)。私はランク外」といじけてみせたのだ。なお、田村はその翌年から同ランキングで2年連続トップに輝いている。損な役回りを演じるのもいとわない森だが、これを続けていくのはしんどいだろうと心配になる。


(田中幾太郎/ジャーナリスト)


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