女優の中村玉緒(享年86)さんの葬儀・告別式が6月17日、東京・品川区の桐ケ谷斎場で営まれ、約200人が参列した。


 前日の通夜に続き、松平健(72)、明石家さんま(70)、浅田美代子(70)らが連日弔問。

弔辞は夫・勝新太郎の愛弟子である松平が務め「どうぞ天国で大好きな勝先生、また(亡くなった長男の)タケちゃんと会い、3人で(長女の)眞粧美ちゃん夫婦のことをずっとまた見守っていただきたい」と語った。


 玉緒さんは23年に仕事先の名古屋で誤って転倒したのを機に、都内の介護施設で療養生活を送っており、1、2年前から体調を崩しがちに。今年5月末頃から肺炎が悪化し、9日息を引き取った。


 勝新太郎の「勝プロモーション」が企画に携わった松平健初主演の刑事ドラマ「走れ!熱血刑事」(テレビ朝日系=1980年)に出演した女優の水沢アキ(71)が当時を振り返って、こう語った。


「撮影の途中で勝プロがなくなり、出演者のギャラも未払いになりましたが、玉緒さんがお仕事をされると少しずつ支払われたと当時のマネジャーから聞いていました。子供の送迎や教育について話すと、玉緒さんは『アンタ頑張ってはりますな~』と明るく声をかけてくださいました」



「今があるのは勝さんのおかげと非常に恩義を感じていらした」

 また、松平は、通夜の後の囲み取材で、リポーターから「玉緒さんの施設入居を支援していた」という話を振られると、「そんなことはないです。プライベートで年に1度、私の家族を交えて、食事会をやってくださりました。公私ともに大変お世話になりました」と語っていたが…。水沢アキが続ける。


「松平さんは“自分は田舎から出てきて(大変よくしてもらった)”と謙虚に話していて、今があるのは勝さんのおかげと非常に恩義を感じていらした。もしも玉緒さんをサポートされていた話が本当だとしてもうなずけるくらい、尊敬されていました。写真は玉緒さんと最後にお会いした2017年、京都で撮ったものです。

玉緒さんは本当に少女のように天真爛漫で場を明るくさせるすてきな方でした。とにかくご主人を尊敬されていて、“昭和の大女優“の肩書がある方なのに、ご本人はそれを意にも介さず、身を粉にしてご主人のために働き、母より妻であることに重きを置いていたように思います」


 葬儀後、甥で俳優の若山騎一郎(61)は「勝おじちゃんへの無償の愛を成就できたんだなと感じました」とコメントしたが、勝新太郎に身を捧げ、人生を全うした中村玉緒さん、初志貫徹の大往生といえるだろう。


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 告別式には山川豊さんも参列していた。関連記事【もっと読む】山川豊さん「アメリカ橋」録音で“黄金コンビ”24年ぶり復活…では、黄金コンビ復活について山川豊さんが日刊ゲンダイのインタビューに答えている。


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