すっかり"お騒がせ"のイメージが定着したアーティストでタレントのあの(年齢非公表)の思わぬ才能に注目が集まっている。


 あのといえば、5月18日放送の「あのちゃんねる」(テレビ朝日系)内で嫌いな芸能人の名前を叫びながらシュートを決めるシーンが放送され、名前を出された鈴木紗理奈(48)が、《普通にいじめやん》とSNSで怒りを露わにしたことで騒動となった。


 その後、あのもXを更新し、これまでも暴露系企画などタレントに負担になるような企画をやめるよう、テレビ局側に再三申し出ており、名前部分を「ピー音」で消してくれるよう依頼したにも関わらず、自身の意向が尊重されない形となったことに言及。「もう続けたくないので番組を降ります。つまり、番組が終わるということになると思います」と降板を宣言し、番組は6月15日深夜(16日未明)最終回をもって終了した。


 この一連の流れに対し、あの側への批判も殺到したが、あのは沈黙を貫き、6月12日にはXで、自身にとって地上波テレビドラマでの単独初主演作となる「わたしの相殺日記」(テレビ東京系)の告知を行うなど、何事もなかったかのように振る舞っている。


 そして、バラエティだけでなく、俳優としての活動も活発化させている中で、YouTubeに公開されたのが2026年8月21日公開予定の短編アニメーション映画「しらぬひ」のプロモーション映像だ。


 今作であのは、10歳の少年役・湊を演じているが、その力量に対し、公開前からすでに絶賛するリアクションがYouTubeのコメント欄で散見されている。


■10歳少年役の《鳥肌が立つ演技》に注目


「今作は、『君の名は。』『すずめの戸締まり』などを手がけたコミックス・ウェーブ・フィルムが制作するダーク・ファンタジー作品で、愛されることなく育った少年という難しい役どころです。2024年公開のアニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』で声優に挑戦した際も、あのの評価は高かったのですが、すでに公開された映像の中では、少年の声のまま叫ぶシーンもあり、《鳥肌が立つ演技》と絶賛する声で溢れています」(映画関係者)


 今作では、「鬼滅の刃」の甘露寺蜜璃役などで知られる花澤香菜(37)や、「ポケットモンスターシリーズ」コジロウ役などで知られる三木眞一郎(58)などの大ベテランとの共演になるが、あのの細やかな声の演技は引けを取らないともっぱらだ。


「『あのちゃんねる』が終了したことで、あのさんの多才さを知るファンを中心に、《もうあのちゃんは バラエティ出なくていいと思う》《ミュージシャン、アーティスト、 俳優、声優に集中してほしい》と、むしろバラエティは捨てて欲しいという声すら上がっています。確かに騒動は短期的に見るとマイナスに働いたかもしれませんが、もともとバラエティでは食傷気味だという声もあった中で、無理にバラエティ番組にしがみつく必要はないと、多才な方向性に路線変更する良い機会になったのではないかと見る向きもあります」(芸能記者)


 その多彩さで、再びあのの無双状態となるか。


  ◇  ◇  ◇


 すでに騒動も沈静化しつつあり、沈黙を保つあのの戦略は正解のようだ。

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