タレントのデヴィ夫人(86=本名、デヴィ・スカルノ)の初公判が23日、東京地裁で行われ、起訴内容をおおむね認めたという。
デヴィ夫人は2025年2月、渋谷区内の飲食店で自身の事務所の女性従業員にシャンパングラスを投げつけたほか、同年10月に動物病院で当時のマネジャーを殴るなどしたとして、今年3月、暴行罪で在宅起訴されていた。
この日は、18席の傍聴席に対し、192枚の傍聴抽選整理券が発行された。
午後1時半から始まった公判で、裁判官から起訴内容を問われたデヴィ夫人は、認否を明らかにせず、少し押し黙った後、弁護人の方を見て首をかしげ、弁護人は「記憶にあいまいなところがありますが、積極的に否認する趣旨ではございません」と発言したという。これを受け、“起訴内容をおおむね認めた”と報じられている。
全国紙記者はこう話す。
「暴行罪(刑法208条)の量刑は、『2年以下の拘禁刑もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料』で、相手に直接ケガをさせる傷害罪に比べると軽いものですが、デヴィ夫人は、この手の暴力沙汰をたびたび起こしていますからね」
確かに1992年には、パーティーの席で、フィリピンのオスメニャ元大統領の孫娘ミニーさんの顔をシャンパングラスで殴打し傷害容疑で逮捕され、禁錮60日、罰金750ドルの判決を受け、実際、34日間収監されている。
さらに2014年には、「奥様はモンスター2」(TBS系)の収録中に、出演していた一般女性に対して、3発平手打ちを食らわせ、女性は警察に被害届を提出したが、その後、示談が成立し、女性は被害届を取り下げている。
「当時、デヴィ夫人は、取材に対し、『平手打ちを3回したことは確かなので、潔く相当の罰は最初から受ける気でした。書類送検も構いませんし、罰金も払いましょうという気持ちでした』として、『私は、彼女と示談するつもりは毛頭ございませんでしたが、私の弁護士や芸能界の重鎮らに説得され、現在に至りました』とコメントし、全く納得していない様子でした。今回も内心では納得していないということではないでしょうか」(前出の全国紙記者)
デヴィ夫人は今回、所属事務所を通じて、「ケガを負う行為は一切行われていないことを断言します」とコメントを出していたが、「現場では身勝手で、マネジャーも定着しなかった」と関係者は声を潜める。タレントとしては、25年1月放送の「イッテQ!」(日本テレビ系)を最後にテレビ出演は途絶えていたという。
芸能ジャーナリストの城下尊之氏は、「今は、コンプライアンスの関係もあるので、こうした事件をたびたび起こすタレントをテレビ局は危なくて使えない。判決がどう転んでも、地上波は当面無理でしょうね」と話す。
数奇な運命を経て、タレントとしてもてはやされた夫人も、テレビ界にはもはや戻る場所はないか。
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2025年2月には、「12平和党(ワンニャン平和党)』を立ち上げ、夏の参院選出馬をブチあげたが、その2カ月後には、シャンパングラス事件の影響もあってかあっさり解散してしまった。関連記事【もっと読む】デヴィ夫人「動物愛護」政党に疑問の声…過去の毛皮コート事件とワニ革バッグコーデが物議…では、何かとお騒がせ続きのデヴィ夫人について伝えている。

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