旧ジャニーズアイドルによる日曜夜の“直接対決”に、ちょっとした異変が起きているようだ。玉森裕太(36=写真)主演の連ドラ「マイ・フィクション」(ABC・テレビ朝日系=夜10時15分)と、山田涼介(33)主演「一次元の挿し木」(日本テレビ=同10時半)の話である。


「業界内では当初、『一次元』が優勢だろうと見られていました。原作小説の完成度が高く、ファンも大勢いますから。ただ、ここに来て逆転の兆しが……『マイフィク』は初回こそ《わけ分からんすぎる》なんて声もありましたが、その分からなさすぎ加減に引き込まれる視聴者が増えているようです」(エンタメサイト編集者)


 TVerのお気に入り登録数を比べると、「一次元」の89.8万に対して、「マイフィク」は69.3万(8月5日現在)。レビューサイトFilmarksでの評価は「一次元」が5点満点で3.3に対して、「マイフィク」は3.5。微差ながら視聴者の“満足度”は「マイフィク」が上回っている。


 ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「『マイフィク』は回を重ねるごとに内容を褒める声が増えています。いずれのドラマも“考察モノ”ですが、『マイフィク』はパラレルワールドものと思わせつつ、だんだんそうじゃないと分かってきたり……考察しようにも《わけ分からんすぎる》状態ですが、そこがクセになります」と、さらにこう続ける。


「初回の評価がイマイチだったのは、お笑いコンビ『レインボー』のジャンボたかおさんの演技を酷評する人が多かったからでは? ですが、その演技にも慣れてきたのか、《もしや物語の鍵?》と感じるようになったのか……ドラマそのものに集中する人が増えてきたようですね」


 ある在京キー局関係者からはこんな声も。


「『一次元』については《原作の良さを生かしきれてない》《暗い》などと“離脱宣言”も目立ち始めています。一方、口コミ人気が広がってきている『マイフィク』は今後さらに評価が上がりそうです。実際、『マイフィク』の方がTVer登録数の伸びに勢いがある。とにかく、これだけ謎だらけの展開を繰り返して、まさか禁断の“夢オチ”なんてことだけはないようにしてほしいですね」


 前出の山下真夏氏は、元刑事で殺人犯の津村を演じる野村周平(32)にも注目しているという。


「奔放な言動で炎上しがちな野村さんですが、演技力は確かなもの。津村の過去が分かる第4話(7月26日放送)での演技は、表情も間合いも引き込まれるものがあった。以前よりグッと精悍になった印象もあり、これからどんどん渋い役者になっていきそうです」


 アイドル人気は「山田さんの方が上」(前出のエンタメサイト編集者)というが、ドラマでは逆転劇もある?


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