スキャンダルを起こした芸能人がテレビに復帰できる、できないの基準は何か。9月3日放送のNHK「SONGS」にTMNETWORKが登場。

音楽番組への出演は12年ぶりだった。なぜ、長期間の空白ができたのか。


「テレビ出演はタイミングの問題もありますけど、メンバーの一人である小室哲哉が2018年1月に引退を発表していましたからね。それも、原因の一つでしょう」(芸能記者=以下同)


「週刊文春」に不倫を報じられた小室は、会見で男女の関係について否定したが、体調不良などを理由に音楽活動からの引退を表明していた。だが、翌年から制作を再開し、2020年には乃木坂46の「Route 246」を作曲、編曲。以降、精力的な活動を続けている。


「たくさんのファンがおり、日本有数と言っていい才能を持つ小室さんの復帰は喜ばしい。ただ、一時的な感情で引退を発表してしまった感は否めなかった。当時から『週刊文春』への反発はネット上で大きくなっており、そこに『小室引退』という劇薬がぶち込まれたため、『小室擁護』『文春廃刊』という世論も形成されました」


■“世論”によってブレまくる曖昧な基準


 小室は08年には詐欺容疑で逮捕され、翌年に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が下っている。過去に問題を起こしているが、世間は小室に寛容だ。


「小室さんには人の良さそうなイメージがあります。その印象から、世間が『いろいろな人にだまされてお金がなくなった末、詐欺を起こしてしまったのではないか』『妻のKEIKOの介護も大変そうだ』と同情してくれた面はありそうです。

『小室さんの曲に救われた』という声もあり、音楽的な才能もプラスに働いていたのでしょう」


 だが、日本のお笑い界に革命を起こした松本人志は『週刊文春』に女性スキャンダルを報じられて以降、テレビから姿を消し、いまだに地上波への復帰はできていない。


「昨今、女性スキャンダルに対する社会的制裁は相当重く、タレントにとって致命的になる。『多目的トイレ不倫』の渡部建も、キー局に出演できていません。そうかと思えば、不倫を何度も報じられ、認めたこともある斉藤由貴は変わらずにドラマに出続けています。一方、同じ不倫でも、東出昌大との関係を報じられた唐田えりかはテレビから約6年も締め出し状態になりました」


 4人を同列に扱うことはできないが、同じ異性問題でもテレビ局の対応は全く異なっている。事件やスキャンダルがあった後、起用するか否かの基準はどこにあるのか。


「逮捕された、有罪判決が下ったとなれば、執行猶予が明けるまではオファーしないはずです。小室さんは執行猶予中もテレビに出ていたようですが、あの頃はまだ緩かった。もしSNSが発達していて、『まだ執行猶予中だろ』などの声が大きくなれば、出ていたかどうか。つまり、犯罪ではないスキャンダルの場合、ネットの声を過敏に聞いて、扱い方を決めているように思えます。スポンサーの意向が一番大事ですが、企業側がネットの反応を気にしますからね。イメージが悪いと、使いづらくなる」(民放スタッフ)


 結局、芸能人はイメージに翻弄されるのか。

テレビやスポンサーが自らの基準を持たず、世論に怯えたままでは、視聴者のテレビ離れはさらに進むだろう。


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 相当な額の資産を持っていたはずだが、全て溶かしてしまったようだ。関連記事【もっと読む】小室哲哉カネと女で晩節汚し…推定資産1000億円からの転落…では、本人の転落劇について伝えている。


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