【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】


 先日、NHKの歌番組で、出演歌手の中にピンク・レディーの未唯mieと郷ひろみの姿があった。


 とにかく驚かされたのは、ふたりが若々しいことだ。

両名ともスッキリとしたスタイルをキープしている上に、顔や肌も年齢を感じさせないくらいツルリとしているのだ。


 未唯は実年齢60代半ば過ぎ。郷ひろみにいたっては70歳というので、ビックリというレベルだ。


 郷ひろみと言えば、その昔、高須クリニックのCMに出ていた頃に高須克弥統括院長に電話インタビューしたことがある。その際、話の流れで高須院長が「郷クンも毎年、ウチにメンテナンスにやってくるよ」と話していた。メンテナンスは何を指すのかと尋ねると、「そりゃ、いろいろあるけど、大丈夫。僕が診てるんじゃなくて、ウチで一番優秀な医師が担当しているから」とケムに巻いて笑わせてくれた。


 その郷にある時、控室でインタビューする機会があり、マネジャーに腹筋を見せて欲しいと頼んだところ、「そんなことはOKできない……。ちょっと伝えてみるけど」と断られた。で、カメラを回しながら部屋に入ると、郷はなぜか裸の上にジャケットを羽織って、例の上着をはだける「ジャケットプレー」の練習をしている。僕が「腹筋を見せてくれ」と言うと、二つ返事だった。常に鍛えて体形を維持しているのだ。


 こういう時に思い出すのが、往年の大女優、十朱幸代だ。その昔、「続けている美容法とか健康法を教えてほしい」と尋ねると、「あら! 私、何もしてないんですよ」と言って涼しい顔。


 ところが、インタビューを終えてカメラを片づけ始めたところで、「何もしないでその美しさってすごいですね」とこちらが言うと、大声で笑って「ありとあらゆることをやってるわよ。テレビで言えないだけ」と屈託なく返されて、「そりゃ、そうだ」と妙に納得したのを覚えている。


 未唯だって、あのきれいな肌をキープするにはありとあらゆること、いや芸能人たるもの、みんなが努力をしているに違いない。そういえば、美容系の医師でタレントの西川史子に「シワのばしの注射は即効性があるし、入院も何もいらないから、いらっしゃいよ」と言われたことがある。


 今どきの男子は普段からメークをしている人もいるというし、メンテナンスは当たり前なのかもしれない。


(城下尊之/芸能ジャーナリスト)


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