2026年7月24日、タイ・ラオス・中国を結ぶ経済回廊で電動トラックを活用した物流拠点化の検討が進んでいる。ラオスの「ミティホン(Mitihun)」、タイの「クルンテープ・トゥラキット(Krungthep Turakij)」、中国の「TruckHub Global」が報じたところによれば、アマタシティ・ラオ(Amata City Lao)とPTTラオ(PTT Lao)が覚書を締結し、ラオス北部に電動トラック専用のEVトラックパークを設置する計画が具体化している。
これにより、環境負荷の少ない新たな物流拠点が形成され、地域経済の結びつきが強まる見通しだ。

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 「クルンテープ・トゥラキット(Krungthep Turakij)」は、ラオス北部ウドムサイ県ナモー地区とルアンナムタ県ナテイ地区にEVトラックパークを建設する計画を伝えた。両社は電動トラックの長距離輸送を支えるため、超高速充電設備や整備拠点を備えた総合サービスセンターを設置する方針だ。ラオス産業商業省の副大臣マノトン・ヴォンサイ氏は「2030年までに国内EV利用率を30%に引き上げる国家目標に沿った取り組みだ」と述べ、政府として全面的に支援する姿勢を示した。

 「ミティホン(Mitihun)」は、このプロジェクトがラオス・中国鉄道との連携を視野に入れていると報じている。電動トラックによる陸路輸送と鉄道輸送を組み合わせることで物流コストを削減し、外国直接投資の誘致につながると期待されている。アマタシティ・ラオのワロンク・タンプラプルットグル社長は「EVトラックパークは持続可能な物流拠点の基盤となり、ラオスを地域の陸上輸送ハブへと押し上げる」と語った。

 中国の「TruckHub Global」は、6月に運用開始された昆明―ビエンチャン―レムチャバン間の電動大型トラック回廊を紹介し、今回のラオス北部でのEVトラックパーク計画がその延長線上にあると指摘している。全長1200kmの回廊には太陽光発電と蓄電を組み合わせた充電ステーションが12カ所設置されており、バッテリー交換なしで長距離輸送が可能となっている。これにより、タイ東部経済回廊(EEC)と中国南西部を結ぶゼロカーボン物流ルートが実現した。

 今回の取り組みは、環境負荷の低減と物流効率の向上を同時に目指すものである。従来のディーゼルトラック輸送は排出ガスによる環境問題を抱えていたが、電動トラックの導入により二酸化炭素排出量を大幅に削減できる。
さらに、超高速充電設備の整備によって長距離輸送の信頼性が高まり、物流業者にとってもコスト削減と競争力強化につながる。

 「クルンテープ・トゥラキット(Krungthep Turakij)」は、ラオス政府が再生可能エネルギー資源を活用し、電動輸送システムを拡大する方針を強調している。水力発電を中心とした豊富な電力資源を背景に、ラオスは電動物流の拠点としての地位を確立しようとしている。これにより、タイや中国との経済回廊における持続可能な成長が期待される。などと伝えている。

【編集:af】
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