料理中に鍋を洗った後、つい水滴がついたまま火にかけてしまうことはありませんか。
実は水滴をサッと拭き取ってから火にかけるだけで、調理時間の短縮だけでなく無駄なエネルギー消費を抑えられる可能性があります。
本記事では東京ガス株式会社 都市生活研究所(以下、東京ガス都市生活研究所)に、鍋底の水滴が加熱効率に与える影響と、すぐに実践できるエネルギーを無駄にしない効率的な調理方法を聞いてみました。
鍋底に水滴が調理時間やガス代に影響する?
鍋底に水滴がついたまま火にかけると、水滴を蒸発させるために余分なガスの使用量が増えて調理時間も長くなります。
東京ガス都市生活研究所によると、やかんや鍋を洗った後に水滴を拭き取ってから火にかけると、使用するガスの量を約2%減らせるとのことです。
なお、この数値は水滴が付着していない場合と5㎖付着している場合を比較したデータに基づいています。
※写真はイメージ
鍋に水滴がついたまま火にかけると、付着している水滴を蒸発させるためのエネルギーが必要です。
無駄なエネルギー消費を抑えるためにも、拭き取ってから火にかけることをおすすめします。
例えば、鍋を洗った後に一度布巾の上に置いてから火にかけることを習慣化してみてはいかがでしょうか。
布巾の上に一度置くことで、鍋底の水滴が拭き取れるため省エネにつながります。
手軽にできる方法なので、ぜひ試してみてください。
エネルギーを無駄にしない調理方法
火にかける前に鍋底の水滴を拭き取る以外にも、すぐに実践できるエネルギーを無駄にしない調理方法を4つ紹介します。
※写真はイメージ
1.炎を鍋底からはみ出さないように調理する
鍋底から炎がはみ出さないように、適切な火加減に調整することが省エネに効果的です。
強火にする場合、鍋底から炎がはみ出した部分の熱は鍋に伝わらず、エネルギーを無駄に消費してしまいます。
省エネのためにも、ぜひ火加減を意識してみてください。
2.鍋を火にかける時は蓋をする
鍋を火にかける時に蓋をすることで、熱が逃げるのを防ぐことが可能。
この一手間でガスの使用量を約11%減らすことにつながるそうです。
3.1つの鍋で同時に調理する
麺類などをゆでる時には具材も一緒に鍋に入れることで、別々に加熱するよりもガスの使用量を減らすことができます。
光熱費の節約に加えて時短調理にも役立つでしょう。
4.お湯は使う時に、必要な量だけ沸かす
電気ポットでお湯を沸かして保温している間は、常にエネルギーを消費し続けている状態です。
お湯を使いたい場合は、必要な時に必要な量だけ沸かすことでエネルギー消費を抑えられます。
※写真はイメージ
調理前、調理時の一手間で省エネに
火にかける前に鍋底の水滴をサッと一拭きするなど、ちょっとした一手間をかけることがエネルギーを無駄にせず、効率的に調理するためのポイントです。
今日から実践できるものばかりなので、ぜひ試してみてください!
[文・取材/ブリジア 構成/grape編集部]

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