高市早苗首相(65)の公設第一秘書が、他の候補を中傷する動画の配信に関与していたとされる一連の疑惑。高市氏はこの疑惑を否定し続けてきたが、“新たな証拠”が出たことで国会での野党は追及にさらなる攻勢をかけている。
その口火を切ったのが、中道改革連合の伊佐進一議員(51)だ。
6月3日に「週刊文春電子版」で、高市氏が一貫して“面識がない”と答弁してきた中傷動画を作成したとされる実業家の松井健氏らと、高市氏の公設第一秘書・木下剛志氏とされる人物がZoomで打ち合わせを行った際の音声を公開。翌4日の衆議院・予算委員会集中審議で、伊佐氏は、事前通告を送った上で、松井氏らと木下秘書との会議の音声が、秘書本人のものかどうかの確認をとったかと質した。
しかし、高市氏は、国会対応や台風対応などで多忙を極めていたことや音声が公開された「週刊文春電子版」が有料会員制だったことを理由に、音声を確認していないと説明。これに対し、伊佐議員は「何のための事前通告なのか」と猛批判していた。
そんななか、伊佐氏は8日にビジネス動画メディア『ReHacQ』の生配信に出演し、追及後の自身の身に起こった変化を語った。
そのなかで、4日の予算委員会後の“反響”について、伊佐氏は「それ以来、特にもう昨日今日あたりからさらに加速度的にボコボコに今やられているので」と発言。これに対し、番組プロデューサー・高橋弘樹氏が「高市早苗さんを追求するなんてやったら、もうネット世論はダメよ」とコメントし、配信内では伊佐議員の名でリアルタイム検索がされ、「薄ら寒いリアクション芸」「カルト宗教」などといった言葉が含まれる攻撃的なコメントが寄せられていることが紹介されていた。
また、同配信に出演していた社会学者の西田亮介氏は、「野党の皆さん、ネットのよくわからない誹謗中傷で心が折れてるんじゃないか」との見解を示した。さらに、西田氏が「すごい誹謗中傷をきているのかもしれないですけど」と述べると、伊佐氏は、「僕はそこまで気にしないかな」と返し、続けて、「ちゃんと分かってくれる人もいると思って、信じてやっています」と思いのたけを語っていた。

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