久留米工業大学(福岡県久留米市、学長:日野伸一)は、大学院工学研究科博士後期課程「先端融合地域共創工学専攻」の設置に関して、2026年(令和8年)8月28日付けで文部科学大臣から認可を受け、2027年(令和9年)4月の開設が決定しました。
「先端融合地域共創工学専攻」 は、同大学初の博士後期課程であり、“久留米・筑後地域で初”となる工学系博士課程です。
5つの工学領域の知見を統合し社会課題の解決へ
学部・大学院修士課程で培った工学分野の深い専門性を基盤に、機械工学、モビリティ工学、建築・環境工学、電子工学、情報工学の5つの工学領域の知見を統合した先端研究に取り組みます。
さらに、デジタル(実践的なAI応用を含む)やグリーン(次世代環境エネルギー創生、環境調和)を融合・活用することで、単一の専門分野のみでは解決が難しい複雑な課題に取り組み、持続可能で豊かな未来社会の実現に貢献できる、高度な研究者、教育者、産業人の育成を目指します。
学部から大学院まで、AI×PBLの学びを一貫して展開
同大学では、学部1年次の「AI概論」、2年次の「AI活用演習」を必修科目として、AIを活用した学びを段階的に進めています。
2年次には、「AI実践プロジェクト Ⅰ・Ⅱ ・ Ⅲ 」で、地域社会人と協働し、企業や自治体などから寄せられた地域課題をAIで解決するPBLに取り組みます。
加えて、ものづくりやインターンシップなど、地域と連携した実践的な学びを通じて、AIの知識・技術を深めていきます。
博士後期課程においても、「地域共創AI実践プロジェクトⅠ・Ⅱ」を必修科目として配置。
さらに、選択科目として、より発展的な「地域共創AI実践プロジェクトⅢ」を開講し、地域課題の解決や研究成果の社会実装、産学官連携を主導する実践力を深めます。
AIやデータサイエンス等の先端技術と工学の専門性、地域課題の解決を組み合わせた実践的なPBL教育により、学部から博士後期課程まで、最大9年間にわたり段階的に学びを発展させる体制を構築します。
こうした教育・研究を通じて、高度な専門性に加え、異分野を横断して考える力や、地域社会・産業界と協働して課題を解決する実践力を備えた高度人材を育成します。
※ PBL(Project Based Learning)とは、実社会や地域の課題を題材に、課題の発見から解決策の検討・実践までを学生が主体的に取り組む実践型の学習方法です。
大学院博士後期課程「先端融合地域共創工学専攻」概要
研究科:工学研究科
専攻名:先端融合地域共創工学専攻
課 程:博士後期課程
学 位:博士(工学)
入学定員:2名
開 設:2027年(令和9年)4月
認可日:2026年(令和8年)8月28日
基盤となる工学領域:機械工学、モビリティ工学、建築・環境工学、電子工学、情報工学
久留米工業大学は、博士後期課程の開設を通じて、高度な工学研究を推進するとともに、地域社会や産業界と連携し、未来の社会を支える博士人材の育成に取り組んでいきます。
同専攻の設置・開設に関する概要や研究内容について、また、コース新設・再編など、同学が進めている2027年(令和9年)4月からの教育改革について、順次同大学公式サイト内で公開していきます。
また、報道関係者の皆様を対象とした説明会を近日中に開催する予定です。
詳細については、改めてご案内いたします。