帝国データバンクによりますと、京都市山科区で屋根工事などを手がける「三善」が7月1日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。負債総額は約7000万円の見込みです。

中東情勢の悪化を受けた「ナフサショック」に関連する企業の倒産は、帝国データバンクの調べによりますと近畿地区では初めだということです。

年売上高およそ1億3000万円 屋根工事や外壁工事、塗装工事、ユニットバス入れ替え工事など手掛ける

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「三善」は2019年に創業し、2021年7月に法人に改組された屋根工事業者です。京都府滋賀県の建設業者からの受注を中心に、屋根工事や外壁工事、塗装工事、ユニットバス入れ替え工事などを手がけ、2025年6月期には年売上高およそ1億3000万円を計上していました。

しかし、帝国データバンクによりますと、従前から小規模での運営にとどまり、外注費の負担が増加したことで赤字決算を散発するなど、厳しい経営状態が続いていました。

得意先から売掛金回収できず…ナフサショックが追い打ち

【倒産速報】近畿初の「ナフサショック関連倒産」資材高騰や売掛金未回収で資金繰り限界…屋根工事会社が事業停止し自己破産申請へ 負債は約7000万円【帝国データバンク】
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そうしたなか、得意先から売掛金が回収できない事態が発生したことで資金繰りが悪化したということです。

さらに2026年3月からは、中東情勢の不安定化に伴うナフサ不足で建築資材の調達難が発生したほか、工事の完成件数が減少したことも重なり、資金繰りが限界に。

いわゆる「ナフサショック」が追い打ちをかける形で、事業の継続を断念したということです。

近畿初の「ナフサショック倒産」

帝国データバンクの調べによりますと、中東情勢悪化によるナフサ不足とそれに伴う影響で企業の倒産が発生したのは、近畿地区では初めてです。

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