9月11日公開の映画「ルックバック」(是枝裕和監督)が第83回ベネチア国際映画祭(9月2~12日)のコンペティション部門に正式出品されることが23日、発表された。

 今作は、藤本タツキ氏の同名漫画が原作。

漫画への思いでつながった2人の少女の青春の日々と運命を分かつ出来事が描かれる。2024年に公開されたアニメ映画は大ヒットを記録しており、今作にも注目が集まる。

 是枝監督作品としては、デビュー作「幻の光」(1995年)、「三度目の殺人」(2017年)、「真実」(2019年)に続いて4度目の同部門出品。「31年前、僕のデビュー作を上映してくれたベネチア国際映画祭でこの作品をお披露目できることに特別な感慨を抱いている」とコメントした。

 出口夏希と蒔田彩珠がダブル主演する今作。会期中には現地への参加も決まっている。出口は「『ルックバック』は、時間をかけて積み重ねてきた大切な作品。日本だけではなく、様々な国の方に知ってもらえることや、観(み)てくださるみなさんがどう感じていただけるか、すごく楽しみ」と語ると、蒔田は「いつか是枝監督と海外の映画祭に行くことが夢だった。撮影している時から、この作品は絶対にたくさんの人の心を揺さぶるものになるはずだと思っていたので、いろんな国の方の感想が聞けることが、今から楽しみ」と心待ちにしていた。

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