評論家の山田五郎さん(享年67)が14日に亡くなったことを受け、山田さんが28年以上出演した「出没!アド街ック天国」を放送するテレビ東京は22日、追悼コメントを発表した。同局によると、亡くなる6日前の今月8日にも同番組収録に参加していた。

最後の出演回は8月8日に放送されるという。

 山田さんの訃報は、22日に公式YouTubeチャンネルで発表。動画でマネジャーが「2026年7月14日火曜日夕方、山田、天国へ行ってしまいました」と報告した。19日に葬儀が行われ、親族や友人、仕事関係者が参列したという。

 1998年4月から、山田さんは「アド街」に出演。テレビ東京は「独自の圧倒的な博識とユニークな視点、そして温かいお人柄で街の魅力を語る姿は、番組にとって欠かすことのできない唯一無二の存在でした」と悼んだ。

 24年10月に原発不明がんを公表後も番組出演を継続。同局は「ご逝去の直前、今年7月8日の収録に至るまで番組に情熱を注いでくださったそのお姿には、深い敬意と感謝の念を禁じ得ません」などと番組への貢献への感謝をつづった。

 山田さんは24年10月に原発不明がんを患ったことをYouTubeチャンネルで公表した。人間ドックでエコーをした際に肝臓がんが判明。リンパ節や骨に転移しており「ステージ4Bで化学治療するしかない」と語っており、深刻な病状を詳しく明かしていた。

◆テレビ東京コメント

 弊社番組「出没!アド街ック天国」に1998年4月から28年以上にわたりご出演いただいておりました山田五郎さんが逝去されたことを悼み、謹んで哀悼の意を表します。

 山田さんは「再開発で新しいビルが建っても、街の魅力はそこにある人や文化なんだ」「東京の下町の路地には文化が生まれる」と常々語ってこられました。 独自の圧倒的な博識とユニークな視点、そして温かいお人柄で街の魅力を語る姿は、番組にとって欠かすことのできない唯一無二の存在でした。

 2024年にご自身のがんを公表された際も、「仕事はやれる限りやらせていただきたい。ガンとともに生きるってヤツです」と語り、病気と向き合いながらも、飄々とした笑顔と強い情熱を持ってカメラの前に立ち続けられました。

 ご逝去の直前、今年7月8日の収録に至るまで番組に情熱を注いでくださったそのお姿には、深い敬意と感謝の念を禁じ得ません。

 誰よりも番組を、そして全国の「街と人」を愛し続けてくださった山田五郎さん。これまでの多大なご功績と温かいお人柄に心より感謝申し上げますとともに、安らかなお眠りをお祈り申し上げます。

編集部おすすめ