【沖縄】沖縄市上地のミュージックタウン音市場前で2日、台風6号で倒れたガジュマルの剪定(せんてい)作業が行われた。木を管理する南部国道事務所によると、保存・再生を求める要望が市民から多数寄せられているという。
別の場所で養生して回復後に戻すか、現在地で再生を目指すか検討する。

 まだガジュマルが高さ約1・5メートルほどだった頃から見守ってきた女性(66)は、通るたびに「今日も来たよ。おりこう、おりこう」と木肌をなで、木陰で同級生と昔話に花を咲かせたという。倒れた姿を見て「本当にショック。もしかしたら最後になるかもしれないと思って見に来た。できるなら復活させてほしい」と願った。
 コザの街を紹介する観光ガイドとして20年以上活動する大城貞夫さん(75)は、この木を「ガジマル子ちゃん」との愛称で呼ぶ。毎年11月には木の中にキジムナーの人形も設置してきた。「街にとって大切な存在で、撤去の話が出るたびに守ってきた。もう一度元気な姿を見せて」と再生に期待した。(中部報道部・垣花きらら)
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