[胃心地いいね](882)ノマクロ nomacloset 西原町翁長562の6
 豚骨ベースのだしが利いた白濁スープは奥行きある味わい。口に広がるまろやかでコクのあるうま味と香りが印象的で、ちぢれ麺はもちろん、具材を優しく包み込む味の余韻も魅力だ。


てびちと軟骨ソーキ、ゆし豆腐などが入った人気の「ノマクロそば」(根菜のあえ物など副菜付き)と、別売りの「ノマクロのご飯」(左)

 母の沖縄そばの味を「進化させた」とほほ笑む店主の国仲宏美さん(43)はアパレル出身。料理が趣味で、いつか小料理屋を開こうと考える中、自身が開く「試食会」で沖縄そばを味わった友人らが背中を押した。
 2024年7月のオープンまで約3年間、母の味を受け継ぎつつも自分の味にしようと試行錯誤。カツオや煮干し、昆布を生かし、煮込み時間もこだわる。「香りとかでちょっと上品さを出したかった。母でもこれは作れない」と笑う。

カフェのようなおしゃれな店内で、母親の又吉道子さん(中央)らと笑顔を見せる店主の国仲宏美さん(左)=5月26日、西原町翁長

 メニューの基軸は「ゆし豆腐そば」(900円)、「軟骨ソーキそば」(950円)、「テビチそば」(千円)。どの具材も味付けは優しめで、しっかり味のだしとの絡みに舌が喜ぶ。人気は全部のせ「ノマクロそば」(1150円)。どれもあえ物と揚げ物の副菜が付くのがうれしい。
 目を引くのが「ノマクロのご飯」(250円)。だしご飯にだし骨のほぐし肉をあぶって乗せた、少し贅沢な逸品にも「ここでしか食べられない物を出したい」との思いがあふれる。

 モダンでシンプルな店内は居心地よく、こだわりのハンドドリップコーヒー(450円)をゆったり味わうカフェ時間も楽しめる。アルコール類含めてドリンクも充実。土曜の夜だけの「ノマnight」も気になってしょうがない。
 客の声を受けて「夜の部」のおでんメニューは昼もレギュラー化。あぶり塩てびちも商品化した。好きなことに、とことんこだわる国仲さん。「待ってるだけじゃだめ。自分がどこまで何ができるか、動いていきたい」と笑顔をみせた。(浦添西原担当・新垣玲央) 
【お店データ】営業時間は午前11時~午後5時(土曜日は午後10時まで)。日曜日定休。カウンター6席、テーブル4席。駐車場あり。
電話080(6489)7987。

【地図】ノマクロ nomacloset
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てびちと軟骨ソーキ、ゆし豆腐などが入った人気の「ノマクロそば」(根菜のあえ物など副菜付き)と、別売りの「ノマクロのご飯」(左)">
友人の一言が開業のきっかけ 母の味を進化させた沖縄そば 人気は全部のせ「ノマクロそば」
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友人の一言が開業のきっかけ 母の味を進化させた沖縄そば 人気は全部のせ「ノマクロそば」
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