【本部】本部町の沖縄美ら海水族館は5月28日から、アラビアハタゴイソギンチャクの展示を始めた。2024年に世界初の飼育下での繁殖に成功した個体で、同館の個水槽「サンゴ礁の小さな生き物」で観察できる。

 アラビアハタゴイソギンチャクは奄美群島以南のサンゴ礁域に生息し、クマノミ類が共生するイソギンチャクの中では最大になる種だという。体内にいる植物プランクトンが光合成をして作り出した栄養分で成長する。
 クマノミ類が共生するイソギンチャクは観賞用として人気があり、捕獲による個体数の減少も危惧される。同館は「引き続きアラビアハタゴイソギンチャクの繁殖生態解明に取り組むとともに、繁殖技術を応用して保全にも貢献していく」とした。(北部報道部・大庭紗英)
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