サッカーのワールドカップ(W杯)北中米大会で日本代表の1次リーグ初戦を応援しようと、沖縄県那覇市牧志のスポーツバー「78STADIUM」には15日早朝から約60人のファンが詰めかけ、200インチの大型モニターに向かって熱い声援を送った。

日本代表の同点ゴールに沸くファン=15日午前6時16分、沖縄県那覇市牧志・78STADIUM(宮城貴浩撮影)

 史上最強との呼び声も高い「サムライブルー」の新たな挑戦。
強豪オランダを相手に一歩も譲らず試合を進める日本代表に、ファンたちはビール片手に声援。前半、オランダが幾度となくゴールに迫るたびにゴールキーパーの鈴木彩艶選手が好セーブを連発。店内では安堵(あんど)のため息が何度も漏れた。

GK鈴木彩艶選手の好セーブに歓声を上げるファン=15日午前5時34分、沖縄県那覇市牧志・78STADIUM(宮城貴浩撮影)

 試合が動いたのは後半。オランダに先制点を許すも、後半12分に中村敬斗選手のゴールで同点に追いついた。その瞬間、大型テレビを見守っていたファンは一斉に飛び跳ね、沸き立った。7分後、オランダに勝ち越しのゴールを許すと、「うわー」というどよめきに交じって「悔しい」という声も。店内は静まりかえり、一時は敗戦ムードが立ちこめた。
 終了間際の後半43分、小川航基選手のヘディングが鎌田大地選手の頭に当たって、値千金の同点ゴールが決まると、ファンは総立ちで大歓声を上げ、喜びを爆発させた。店内が一体となり「ニッポン」コールも起こった。
 パート職の赤嶺さおりさん(55)は「点を先に取られる展開でハラハラしたが、最後まで信じて良かった」と健闘をたたえた。初戦に合わせて仕事を休んだという会社員の大田優太さん(27)は「すごく楽しい試合だった。
オランダと引き分けで日本が強豪国の仲間入りしたんだと改めて感じた」と喜んだ。(稲福大成)
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「最後まで信じて良かった」 早朝のスポーツバーで歓喜とため息 日本対オランダ、劇的ドローに沖縄熱狂
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