オランダで7月9日~8月2日に開かれる第20回世界音楽コンクール(WMC)チャンピオンシップのショー部門に、西原高校吹奏楽部マーチングバンドが出場する。4年に1度のWMCは「音楽のオリンピック」と称され、同高は前回同部門で初の世界一に輝いた。
招待チームとして連覇に挑む今回は「音楽は世界をつなぐ」をテーマに、12分間の演奏・演技に練習してきた全てをぶつける。(社会部・屋比久賢太)

第20回世界音楽コンクールでショー部門連覇を狙う西原高校マーチングバンド=5月28日、西原町の同校

 同高は1997年の初出場以来、これまで7回出場した。2001、05、17年には、開催地のチーム以外から選ぶ最高賞のベストインターナショナル賞、22年には開催地チームも含めてショー部門の世界一に輝いた。今回は同部門に16チームが出場し、同高は7月17日の予選に登場する。
 同高の強さは卓越した表現力にある。圧倒的な音量と深い響きを保ちながら一糸乱れぬ隊列を組み、観客を楽しませる。

一糸乱れぬパフォーマンスが特徴の西原高校マーチングバンド(提供)

 演目はUKミュージシャンの曲を中心に構成。1年生も加わり、基礎体力づくりやフォーメーションの確認といった地道な練習を積み重ね、技術を磨いている。
 世界を目指すチームには県内離島や県外からも希望者が集まり、マーチングに打ち込んでいる。
 南大東島出身で1年の金城夢七(ゆな)さんはホルンを担当。「吹奏楽は小さい頃からやってきたけど、大人数での演奏は新鮮。複雑なフォーメーションを早く覚えたい」と真剣な表情。

 サックス担当で3年の前田亜依海(あいみ)部長は石垣島出身。父親を島に残し、本島に一緒に移住した母親が生活をサポートしている。「支えてくれる方々のためにも世界一を狙いたい」と力強く語った。
 同高マーチングバンドは、62人の旅費や楽器輸送などで約1400万円の費用がかかるため、クラウドファンディング(CF)を実施している。第1目標300万円、第2目標800万円に設定。7月31日まで。CFはこちら(https://readyfor.jp/projects/NHSMB2026)から。
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「音楽のオリンピック」連覇へ照準 西原高マーチングがCF支援募る 7月オランダで開催、圧倒的な音量と一糸乱れぬ隊列が強み
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