【嘉手納】嘉手納町議会(石嶺邦雄議長)は22日の6月定例会で、米軍嘉手納基地の旧海軍駐機場の即時使用禁止を求める抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。 また、騒音激化に抗議し、騒音防止協定の厳格化を求める決議と意見書の両案も全会一致で可決した。

 旧海軍駐機場について、小泉進次郎防衛相は5月19日の記者会見で「早期解決を図るよう、事務方に指示している」と発言。その後、米連邦航空局の航空情報(ノータム)に「5月19日午後1時42分から5月29日午前5時59分まで、旧駐機場およびパパループ内でホットピット運用は許可されていない」と掲載した。
 しばらく使用されなかったが、9日、17日、18日に再び使用を確認。意見書では「恒常的使用に強い危機感を抱いてきた。日本政府は使用禁止を毅然(きぜん)とした態度で求めるべきだ」と訴えた。
 航空機騒音について、嘉手納町の騒音測定調査によると、2025年度の騒音発生回数は町全域において激化しており、前年度と比較し、兼久測定局で25・8%増、ロータリープラザ測定局で19・7%増となった。
 意見書では「町民から94件の苦情が寄せられるなど怒りは頂点に達している」と批判した。
 町議会は25日に沖縄防衛局と外務省沖縄事務所に要請するほか、米空軍第18航空団とも日程調整して直接要請したい考えだ。
(中部報道部・西平光葉)
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