石垣市出身で、元世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者の具志堅用高さん(71)が王座を獲得してから50年を迎える今年10月、県内のボクシング関係者が宜野湾市内で記念大会を開くことが30日、決まった。主催するのは琉豊ボクシングスタジオ(沖縄市)とウィナーボクシングジム(那覇市)。
具志堅さんは「私の50周年を機に、沖縄が再びボクシング王国として盛り上がるような大会にしたい。多くの子どもたちを、世界に送り出したい」と呼びかけた。(磯野直)

大会に向けて意気込む(左から)琉豊BSの與那城信一会長、具志堅用高さん、ウィナージムの嘉陽宗嗣会長=6月30日、那覇市内(小宮健撮影)

トークにサイン会 県内プロ6試合も
 具志堅さんは興南高校進学後に故金城眞吉監督の指導でボクシングを始め、3年の時の全国総体と国体で優勝した。卒業後に上京し、協栄ジムからプロデビュー。21歳だった1976年10月10日、王者ファン・グスマン(ドミニカ)に7回KO勝ちし、当時日本人最速の9戦目で世界王者となった。81年3月に敗れるまで打ち立てた13連続世界防衛記録は日本男子最長で、今も破られていない。

王者グスマンを7回KOし、WBA世界ライトフライ級王者になった具志堅用高さん=1976年10月10日、山梨学院大学体育館

 「具志堅用高世界王座獲得50周年記念興行(仮称)」は10月18日、宜野湾市民会館で開催する。子どもから大人までのスパーリング大会の他、具志堅日向(24)=琉豊BS=の8回戦などプロの6試合も予定。具志堅さんのサイン会やトークショー、セレモニーなども行われる。
 プロモーターで琉豊BSの與那城信一会長(52)は「多くの県民に勇気を与えたグスマン戦から50年。あの日の感動を思い起こし、若いボクサーのファイトも見てほしい」と述べた。
 ウィナージムの嘉陽宗嗣会長(43)は具志堅さんの教え子で、日本ライトフライ級と東洋太平洋同級の元2冠王者。
「子どもたちが夢と希望を持てる大会にしたい。最後に具志堅さんが喜んでくれれば」と話した。
 チケット発売は8月の予定で、詳細は後日発表する。問い合わせは琉豊BS、電話098(943)1618、ウィナージムは電話098(943)1200。
具志堅用高さん ボクシング王座獲得から50年、消えない情熱「...の画像はこちら >>
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具志堅用高さん ボクシング王座獲得から50年、消えない情熱「沖縄を再び王国に」 10月に記念大会
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