「最震賞 supported by CRG」は、日常に潜む違和感、一瞬で背筋を凍らせる1カット、思わず誰かにシェアしたくなる恐怖。
6月7日、縦型ホラーナイト「バズより、震え。」のイベントで、4つの月間テーマ「悪夢」、「恋に潜む恐怖」、「友情に潜む恐怖」、「仕事に潜む恐怖」それぞれの最恐賞、そして共通テーマ「日常に潜む恐怖」の特別最恐賞が発表された。
各テーマから、「悪夢」が大豆計画監督の 『妻と夫と』。「恋」が乙木勇人監督の『ありがとう、ね』。「友情」が竹中貞人監督の『【閲覧注意】電車で着物の女性にぶつかった結果 #shorts』、「仕事」が川中玄貴監督の『心霊写真屋』が受賞。「日常に潜む恐怖」という共通テーマの「特別最恐賞」では、平林勇監督の『STILL』、春名星監督の『ずっとそこにいる』2作品が選出された。
そのなかで、「最震賞 supported by CRG」には、「仕事に潜む恐怖」で月間最恐賞を勝ち取った川中玄貴監督の『心霊写真屋』が選出された。
川中監督は「大変光栄なのですが、光栄すぎて少し恐ろしくて、今は恐怖を感じています」と発言して会場を笑わせると「本当に素晴らしい作品がある中、選んでいただいて、まさかという思いと感謝の気持ちでいっぱいです。
20年以上映像をやっているのですが、初期の頃からショートショートフィルムフェスティバルを見てきたなかで、このホラーの部門で、この場で賞をいただけて感慨深い気持ちでいっぱいです」と思いを述べていた。
プレゼンターとして登壇した株式会社CRG 代表取締役CEO四宮隆史氏は、昨年のホラー&サスペンスカテゴリーから拡大して、今年、ホラー&サスペンス部門を設立された理由について「今回ホラー&サスペンス部門を作りましたが、弊社はホラーの会社というわけではありません」と前置きすると「ただ私自身、やはりヒッチコックなどにものすごく影響を受けましたし、スティーヴン・スピルバーグも子供の頃から8ミリカメラを使い『どうやったら映像で人を驚かせられるだろうか』と真剣に考えて映画作りを学んだと聞いております。ホラーのように、少しびっくりしたり怖いなと思ったりすることは、エンタメの原点のようなところがあると感じております。ですので、映画祭の方々と一緒に、今までなかったというのが意外に思えるくらいですが、ホラー部門を作ろうと思い、設立いたしました」と経緯を説明する。
また『心霊写真屋』が選出された理由について四宮氏は「本当に僅差でした」と接戦だったことを明かすと、「川中さんの作品はアイデア、オリジナリティ、そして構成力、見せ方が秀逸でした」と説明すると、「今年は273作品のエントリーがありましたが、これからもたくさんの応募があると思いますので、引き続き盛り上げていきたいなと思っております」と未来に思いを馳せる。
川中監督も「人を怖がらせる、ゾクゾクさせるというのは、映像の1つの原点であると思います。これからもそこを極めていきたいなと思います」と意気込んでいた。
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